エリートと言われる人々は我々庶民とは価値観も人生観も異なるようだ。
「奴隷」
確かにそうだ。
それがいいか悪いかは一目瞭然だが、それに甘んじるか甘んじないかは個人の自由。
角を立てながら生きていくのが嫌だから角を立てないように空気を読む。
読みすぎることもあるけれど、気の利く人って言われることが嬉しい。
ばかみたい。そう言われても人それぞれ価値観も違えば感じかたも違うのだ。
我々昭和人は忠孝を重んじてきた。
育ててもらったのだから恩返しをしないと、と。
サラリーマンの娘が努力をして手に入れた資格を活かして世の中のためになるよう働くことが侮蔑されることとは思わない。
世の中の大半の人は希望の仕事に就いてないのではないだろうか。
人のことはいくらでも言える。
じゃ、あなたはどうなの?
聞いてみたい気はしなくもないが、人生を成功したと思ってる人の話はブレイン君の話と同じでなんの参考にもならない。
不幸も災難も突然降ってわいてくるものだからこそ、誰かの救いの手を求めるのだ。
大切なものをなくしたことのない人には生きることの辛さなどわかりっこない。
底辺という呼び方は差別用語で、名誉毀損にあたる。
平気でFランクとか、底辺とか、落ちこぼれとかいう人が多いけれど、じゃああなたは何ができるの?とたずねたらなんて答えるのだろうか。
日本人は人の批判をするのが好きだ。
人を蔑むことにより優位にたとうとするブレイン君現象。
ブログは日記なのだから他人がとやかくいう必要はないし、目覚めても目覚めなくても現実は変えようがなくて、現状維持ができるかどうかの瀬戸際な訳で。
来年度から全てがかわる。介護も医療もなにもかも。
激動の時代のなか、エリートだの病院のほうが上だのとくだらないことにこだわっている場合ではない。
6年制卒に勝つとか負けるとかくだらない。自分がどうしたいのか、どんな薬剤師になりたいのか。
仕事を選んだら嫌々やるも面白いところをみつけて頑張るも自由。
楽してさぼってお給料もらう人を羨むよりも自分で納得ができる仕事をする。身の丈にあったところを探して居場所を見つけたら可能な限りの努力をする。それが私の生き方。
真似をしろとは言わない。
「底辺私大の免許の奴隷」
他人から見ればそうかもしれないけれど、自分の努力を自分で誉めて何が悪いっ。誰にも誉められなくて悔しい思いをして来たけど、黙ってみていてそっと「あの人頑張ってるな。」とか思ってくれていたりすることもある。
うわべだけの人間にはうわべだけしか見えない。若いときは誰もがそうだ。
でも、大切なことは人それぞれ違っていて、ゴールを自分でみつけて、そのために頑張ればいいんじゃないかな。ね、にっしーさん。
有名大学を出たからとか大卒だからと威張る人ってそれだけの仕事をしているのだろうか。してるのだったらどんどん胸を張っていいと思う。
でも、
世の中っていろいろな人がいていろいろな考えがあっていろいろな境遇に陥り、悩んだり迷ったり。
私にも理想があった。
けれどもイメージ通りにはいかない。
ほら、投薬がそうじゃん。アムロジンしか処方されてないから軽い気持ちで話を始めると癌がみつかって放射線療法に通わないといけないから仕事を続けられなくなるし、高額で払えないから死んだほうがいいですよね、と言われてなんと言葉を返したらよいのか。
外来だから軽症なのは昔の話。
在宅が発達し医療費削減で、入院期間はほんのわずか。上下管状態で家に帰すのだから。IVHも継続のままとか胃瘻のままとか、末期ガンとか…。
勤務先にはケモやIVH調製用のクリーンベンチもあるし、麻薬処方もいろいろ。大学病院の処方せんも来るし、病院や地域の薬局との薬薬連携、ドクターや看護師はもちろん介護職の方々との連携もしてるし、地域活動もしてる。勉強会も盛んだし、学会参加や発表の機会も与えられている。
バカにされる所以はない。
確かに調剤薬局は医療現場を見ることはないかもしれないけれど、家庭訪問すれば自ずと現実を目の当たりにする。
医師や看護師や介護職の方々とチームを組まなければ対処できない。
女性は結婚出産子育て介護などなど現場を離れなければならないときが訪れる。そのまま家庭に引っ込み妻として母として生きるのもひとつの方法だが、せっかく苦労して取得した薬剤師免許とキャリアを活かして再び現場に戻るのもアリだと思う。
けれども時給に目がくらみ、簡単な気持ちで現場に立ち無責任な行動をするから、薬剤師の評判が落ち、不要論が囁かれるのではないだろうか。
薬剤師は昔から独身が多い。
経済的にも自立できるし、一生働ける。
高校の同級生の女子が13人いるんだけど、バツイチふたり、独身4人、死別ひとり。今でもラブラブ(?)なのはわずかで亭主元気で留守がいいって感じ。
こどもは素直に育ったものの、嫁問題とか相手方の親問題とか。
人生に争いはつきものらしい。
かたやうちのように順風満帆にはいかなかったものの、親子で居酒屋をやりながら楽しく暮らしてる人もいる。
毎年1月に生存確認をかねて女子会をやってる。若い頃は成功した人の話を聞くのが嫌で行ったりいかなかったりしたけど、この年になるといつ死ぬかわからない(健康に自信がない)ので、よほどの用事がないかぎり行くことにしてる。
前回は人生いろいろって話で盛り上がり、教員組は定年間近で地元の学校に赴任したと。学校の先生って最後は出身校か地元などの希望校を選べるんだよ。親戚(教員)もそうだった。
そんなこんなで気がつけば夕方。
明日は土曜日。専門外来のみなので薬剤師の人員が少ないから忙しいのよね。
おばちゃん(←固有名詞です)のやることがイラっときていたんだけど、ゆうこもその年になったらきっとそうなる。なぜなら精神も肉体も朽ちていくから。
老化には逆らえない。
人って意外な一面があって、おばちゃん(←固有名詞)はほんわかしていて癒し系。おじいちゃんおばあちゃんからのウケがいい。
私は何を見ていたのだろう。
「職場には様々なキャラがいてそれぞれ持ち味を存分に活かしてくれたらそれでいいの。仕事をさばくのはさばける人がやればいいのだから。さばける人はせっかちだから時々ミスをする。丁寧な人はスピードが苦手だけど着実に遂行するから人が気がつかない細かいことにも気がつくのよね。だから自分らしく楽しんで働いてちょうだい。プロらしくなるには経験を積むこととわからないことをわからないままにしないこと。勉強もだいじ。」と大先輩が言ってたっけ。
そこにいるメンバーでやるしかないのだからいがみ合うよりチームワークで乗りきるしかないっ。
それが今の現状ですかね。
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あんたは、親がポーンと出してくれた。そこが、むかつく!
庶民はね。大学行きたかったら、勉強するの。学費安い大学ねらうのよ。大学入ったら、ささやかなバイト代で楽しんで。それが、庶民よ。
底辺私大は庶民の敵。
底辺私大薬学部なんて、「金持ちの馬鹿娘が行くところ」馬鹿にして何が悪い。
家に金がないから、勉強したんだ。それが、私の誇りだ。何が悪い。
私はおまえとは違う。親をうらんだことはない。底辺私大に入れるお金はないけれど、人並の暮らしをさせてくれた親に感謝している。
金持ちの馬鹿娘のくせに、庶民とかいうな。むかつんだよ。おまえ。
底辺私大卒は、わかってねえんだよ。学歴コンプレックスばっかり強くて。だから、教えてやってるんだ。おまえが、嫌われる理由を。