主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

暗闇の中だからこそ見えるものがあるってか

2022年01月19日 02時50分35秒 | できごと
朝ドラ見てます?
オダギリジョーってあんなに魅力的だったんですね。

「暗闇の中でしか見えないものがある。暗闇の中だからこそ聞こえる音楽がある。」

ゆうこのブログはまさに暗闇の中だからこそ書けるのかもしれない。

リアルが充実していたら、SNSの世界なんて覗かなくても心は満たされているわけで。

人生には浮き沈みがあって、
頑張ればなんとかなる。

先生はそう言うけれど、

どうにもならないことってあるんだよ。

先生ってね、文武両道で、経済的にも恵まれていて、学校という狭い空間のなかで、立場上崇め奉られて…。

恵まれた人には困ってる人の気持ちなどわかる由もない。

薬剤師も同じなのかもしれないな。

成績優秀で、経済的にも恵まれていて、中にはスポーツ万能で、ピアノがプロレベルで弾けるなんて人もいる。

大学一年生の時、今時珍しい全寮制だったし、医歯薬大学なので、お金持ちのお坊っちゃまとかお嬢ちゃまに囲まれていたので、

アンビリーバブルな話をたくさん聞いたし、ものの考え方とか感じ方は多種多様なんだなあ、と。

でも、

本物の金持ちはケチ。
だって使ってしまったらどんなに稼いでも貯まらないから。

東京の一等地で暮らしてみたいなー、なんて思ったこともあったけど、

毛皮のコートも宝石もざあます言葉もピンと来ない。

その昔デパートで母を待っていたとき、たまたま毛皮の特売コーナーにいたみたいで。

「あなたのような方でも毛皮のコートが手に入る絶好のチャンスですよ。」と店員さんに言われたっけ。

貧乏臭い格好をしていたのかな。
それとも、根暗にみえたのかな。

当時は独身貴族で、ちっちゃいけれど個人病院の薬局長を任されていたわけで。

毛皮なんて特売じゃなくても買える立場だったのに、バカにされた。

ムカついたんだけど、
大学の同級生のようにエレガンスな雰囲気もないし、なんていうか、「華」がない。

「原田知世に似てるね。」なんて薬を配達してくれる担当者さんに言われたこともあるけれど、

お世辞かな。

どちらかというと、

間寛平か泉ピン子。

ブスではないが、地味でのっぺりしてる。

プロフィールの似顔絵はかなり美化して書いちゃったけど、

イメージは合ってる。

母親が毒母だったので、逆らうことなど許されるはずもなく…。

そのせいか「イエスマン」になっちまった。

我が辞書に「NO❗」とか「嫌です。」とか「お断りします。」という部類の言葉は存在しないので、様々なめんどくさいことをやらされたり、「長」がつくものを引き受けてしまったり。

ええと、

人生の中で最も重要な任務を仰せつかったのは「幼稚園のPTA会長」かな。しかも「バザー委員長」を兼任でね。

転勤族で仕事できなかったから。

仕事ができないとね、薬剤師の資格なんてなんの役にもたたないの。看護師の方が活躍できるよ。
災害時もね、そう思うの。
災害時派遣薬剤師にでもならない限り「ただのひと」。

ずっとそう思ってきたんだけどね、

こどもたちがいじめに苦しんだり、毒母の介護で怒涛の日々を送ったりしているうちにどうやら「免疫」が出来たらしい。

多少のことでは動じなくなった。

でも、

まさかの職場でのパワハラには参ったなー。

ブログを始めたきっかけはね、薬学部6年制への移行と同時に創設された「登録販売者」の資格を持つ人々が出現したことにより、OTCの現場を去るハメになった時にたまたまネットサーフィンしていて、「ココヤク」という薬剤師と薬学生専用サイトをみつけてね。それが始まり。

とても残念なことに運営会社がリクルートに吸収されてサイトは閉じてしまい、はじめの頃の文章を読むことはできないけれど、

絵日記ですらまともに書けないゆうこがこんなにも長い間ブログを続けるとは思わなかった。
自分でもビックリだよぉっ❗

心が病んでいるとね、魂の叫びが自然と溢れていくの。
だから芸術作品も素晴らしいものが出来上がるのかもしれない。

ゴッホの「ひまわり」とか、
ムンクの「叫び」とか、
ベートーベンも耳が聞こえなくなってからたくさんの名曲を残している。

虐げられた時代だからこそ生まれる作品も多くて、有名な作家さんは心の叫びをペンで表現し、この世を去っている。

薬を渡すことを専門用語で「投薬」と言うんだけど、その時のやり取りがうまく行かないと薬歴に書くことがなくなってしまう。
ないなら「特変なし」でもいいんだけどね。薬を無事に飲めていて状態が保たれているってことだから。

投薬時の会話のコツを聞かれることがあるんだけど、

コツというより、おばちゃんは初対面の人とでも厚かましくしゃべるという技を持ってる。

でも、

核心に触れる話は、誰にでもかれにでも話したりはしないんだよね。

人間には「第六感」が備わっていて、同じように苦悩を抱えている人同士だ、とわかるときもある。

何気ない会話からひょんなことで介護とか子育てとか周囲の人との関わり方とか、共通の悩みを持っていることを知ったりする。

寄り添うとはそういうことなんじゃないかな。

「指導」という言葉は嫌いだ。

でも、

「慢性疾患指導料」とか「服薬指導料」をいただいてるので、薬歴には指導内容を書かないといけない。

薬剤師は薬歴を意識し過ぎて指導したがる。

薬剤師は薬歴を意識し過ぎて根掘り葉掘り聞きたがる。

でもね、

自分がその立場になってみて初めてわかることってたくさんあるんだ。

病気や怪我や事故やいじめ等々、暗闇に立たされたからこそ人の優しさが身に染みるし、人のホンネがわかってしまうし、価値観そのものが変わるし、失ってみて初めてわかる大切さとかもある。

カムカムエブリバディ。

第一部は今一つだったけど、

第二部のるいの話は毎朝ほっこりさせられる。
クリーニング屋さんの夫婦がとても素敵だ。
昔は見知らぬ人の面倒を見たり、しょげている人がいたら声をかけたりしたものだが、

今は人間関係が希薄になった。

だって学校って「競争」しか教えないでしょ?
「道徳」を軽視し、運動会の練習に振り替えたりとか。

親は幼稚園とか保育園や学校で教わるものと勘違いするから、

心が育たない。

みんなとは言わないけどね。

幼いこどもと散歩しながら道端の草とか花とか虫とかの自然に触れながら心を育て、折に触れ自分自身も育ってゆくのが子育てなんじゃないかな、と今さらのように思う。

職場でも同じ。

「なんでわからないのっ❗」、とか「なんでできないのっ❗」ばかりでは前に進むどころかギスギスしてしまう。

心に余裕を持ちたい。

優しくされたら嬉しい。
だから人に優しくしたい。

母にも優しくすればよいものを、

できない。

親子でも不仲ってあるんだ。

だから、

薬を受け取りに来た家族を責めないで欲しい。

良好な人間関係しか知らない人にはわからないかもしれないけど、

その良好な人間関係のために周りに合わせてバランスを保つ努力をしている人がいたりするんだよね。

価値観とかものの考え方は千差万別で、感じ方は自由なはずなのに、

生き辛い世の中だ。

あれ?
頭のなかがごちゃごちゃだーっ。

とりあえず寝よう。

皆さん、いつも読んでくれてありがとうございます。
リアクションボタン、励みになっています。
フォローしていただいた皆さん、お礼を書く暇がなくてごめんなさい💧

明日もがんばる❗
あ、今日か。

疲れて帰宅後食べラーメンマ牛丼食べてビール飲んで寝てました。

息子が迎えを、とLINEしたようですが、生きる屍と化していまして。

とりまタクシーで帰ったといってました。

駅から近くてよかったーっ。 
(歩くと25分かな?)

ちなみに職場も頑張れば徒歩圏内です。

通勤時間は車で10分かからない。
主婦には近いのが一番。

前の職場も徒歩圏内でした。

奇跡ですよね。
近くに薬剤師を必要とするところが他にもいくつもあるなんて。

転職して3年になります。
認定薬剤師の資格も取得し、更なるバージョンアップを目指しています。

ブレイン君への怒りをバネに頑張りましたが、これからはお客様のためにがんばりたいです。

母が選んだ道だけど、

薬剤師として働けて幸せです。

ありがとうの言葉がこんなにも嬉しいなんてドラッグストアならではではないかと。

でも、

いいことばかりではないから、

周りの人々と一緒に乗り越えていけたらそれで充分。

引退まであとどれくらい時間は残っているのかな。

くだらないことで悩んでる場合じゃないんだけど、

つい。

そんなときはブログを書いています。


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2 コメント

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Unknown (ゆうこ)
2022-01-20 20:45:09
星に願いを さんへ
コメントありがとうございます。
勇気をいただきました♪
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Unknown (星に願いを)
2022-01-20 20:10:12
明日は明日の君がいる

応援しておるぞ
返信する

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