主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

きめつけなくてもいいじゃん。

2022年07月13日 11時44分30秒 | できごと
薬剤師の仕事はスピードが一番?

確かに昔はそうだったのかもしれない。
膨大な仕事をさばくには「作業の効率化」が一番。

でも、

規制緩和で調剤はもはや薬剤師の仕事ではなく、テクニシャン(調剤助手)かロボット(機械)にお任せ。

じゃあ、薬剤師さんのお仕事ってなあに?

医療費削減政策とともに推進されているのは在宅看護と在宅介護だけではなく、「地域医療」。
調剤薬局はまちの健康ステーションとして、子育てや介護や看護も含めて地域の人々のために貢献。地域の人々がお互いにお互いを助け合い、その中核的存在となるのが目標らしい。

「人対人」。
対人業務がメインとなり、服薬指導で終わることなくアフターフォローや医療機関への情報のフィードバックも重要な仕事になった。

お客様の質問やニーズに応えるには幅広い知識が必要となる。
そんな時に便利なのは「電子機器」。

コロナを機にオンライン服薬指導の普及が加速し、これからは家に居ながらにして薬を受け取れる時代になりつつある。

昔は薬剤師免許さえあればよかったのに、今では認定薬剤師の資格が必要不可欠で、認定薬剤師の資格は更新制なので継続的に自己研鑽に励まないとならない。

大変だけど、人の命を預かる仕事なのだから当然と言えば当然で、

医師や看護師は常に努力を欠かさない。

昔から薬剤師は資格にあぐらをかいて威張ってると悪口を言われてきたが、

接客業なのだから感じがいい人、優しそうな人、親切そうな人とかじゃないと相手は心を開いてくれないんじゃないかな。

問題点はないか。
疑問を感じていることはないか。
ちゃんと飲めているか。

それだけ?

QOL(クオリティ オブ ライフ)を忘れてはいないだろうか?

薬をきちんと飲んでもらうことに夢中になりすぎてないだろうか?

ドクターと患者が二人三脚で病と闘うように、薬剤師も二人三脚が如くバランスが大事。

ま、相性もあるけどね。

スピード?

確かに決められた時間内に仕事を終わらせることは大事。
薬歴を効率良く書くためには定型文や略号を活用するのがいいんだけど、

「処方箋と薬歴を見て、どこにポイントを置いて話をするのかとか、何を聞き取るのかとかわかんないよ。」と嘆く前に様々な情報を活用しよう。

管理薬剤師.comを活用させていただいています。とても参考になります。

人と人との繋がりはとても大切です。先日も病院薬剤師の方に助けていただきました。

薬剤師同士だけではなく、医療従事者や介護従事者、他業種の方々、いろいろ教えていただいたり助けていただいたりしています。

そして何よりも勉強になるのはお客様からの素朴な疑問や悩み相談と、ご家族も含めて率直なご意見。

まだまだ知らないことたくさん。

癌の薬物療法もこれからは調剤薬局薬剤師に託される部分も増えた行くようです。

いちいちクヨクヨしていては勿体ないですよね。

残された薬剤師人生、あとどれくらいかわからないのだから自分なりに精一杯やっていけたらいいんだけど、

神様じゃないから白衣を脱げばヘタレに戻るのー。




調子に乗って揃えてみました。

お気に入りの入浴剤入れて、ガア子たちとゆっくりお風呂タイム。

と、いきたいところだけど、

主婦だから忙しいのよ~。

毎日バタバタドタドタ。

疲れちゃった。

やっぱ週に3日がちょうどいいのかも。

週に32時間お仕事すれば「かかりつけ薬剤師」の要件を満たすんだけど、

身体を壊したら元の木阿弥。

ばばあはばばあらしく、「パートさん」のポジションをキープかな。

人からどう見られてるかではなくて、「自分が納得できる仕事」が大事だよ、と息子に言ったのに、

自分も周りに惑わされてる。

くそ真面目、バカ真面目、いろんな表現があるけれど、

サボると天使の自分が戒める面倒な性格なだけ。

本当は楽したいのに。

が、しかし、暇なら暇で落ち着かない。

ネズミ年だからかな?

貧乏性なんだよ。たぶん。

ワーカーホリックの話、昔書いたような…。

いずれにせよドラッグストアに戻れたんだから喜ばないと。

初心忘るべからずというけれど、ついつい不満の方が心を占拠するのが世の常。

歴史は繰り返されるってか。

前の仕事に未練がないかと言われれば「ありません。」とは言いきれない。

でも、

過去には戻れないのだからあきらめるしかない。

人生あきらめが肝心とはよく言ったものだ。

でもね、あきらめたはずのものが夢の中に出てくるってあるんだわ。

たとえば子供たちが子供だった頃の事とか、両親が健在だった頃の事などなど。

歳を取ると不眠症になるというけれど、ホルモンのいたずらと共に、過去の記憶が甦ったりとか、年老いる事への不安とかもあるのかも。

心はいつまでも10代のままなんだけどな。

おばあさんなのにすみっコぐらしとかカワイイもの大好きだし、流行りものに飛び付くし。

ケンタッキーでオンライン注文したから受け取りに行ったら、店員のおばちゃんにも待ってた人にもガン見された。

ばあさんなのにオンライン注文。

ちなみに山手線でスマホ使ってるとチラ見されるの。
ばあさんなのにスマホ駆使。しかもペンでかきかき。

薬剤師の仕事ってパソコンはもちろん、スマホやタブレットやマシンが使えないと仕事にならないから、

息子に感謝。

たぶん息子がいなかったら最新機器とか知らずに終わったらだろうし、世の中の流れに乗れなかったと思う。

世の中の進歩が早すぎてスピード重視になっちゃったけど、

それだけが全てじゃないから。

亀がウサギに勝つことだってあるのさ。

人それぞれ。

それでいいのにね。




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