主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

大切なもの~人それぞれ

2016年08月14日 18時14分24秒 | できごと

夏休みだからとダラダラしない!
昼夜逆転にならないよう気をつけたまえ。

学校の先生ってさー、◯◯したまえとか◯◯たまえとか、命令するの好きだよねー。

子供の頃、夏休みなのに朝早くから起こされておなかすかないのに強制的に朝ごはん食べさせられて、「勉強したの?」とか「宿題は?」とか、顔見るたびに言われるのがすごーく嫌だった。

「外で遊んできなさい、」と言われてもねえ友達いないし、やることないし。お店はないし、金ないし。

「みんな忙しいんだってー。」(←ばばの反応が怖すぎて友達いないといえない)。

「だったら学校のプールに行ってきたら?」

自分が母親になってから母親というものはなんとか夫とこどもを外に出そうとするものなんだと気がついたが…。

「用意できてるわよ。」と、プールバックを渡される。

「行ってきたら?」は日本語おかしいだろう。「さあ、いきなさい。女王様の命令がきけないの?」じゃん。

そう心のなかでつぶやきながらしぶしぶ家を出てしぶしぶ学校のプールへ。

泳げないから面白くないし仕方ないからお風呂のように首から上を出してじっとしてると、クロールで颯爽と泳ぎ去る上級生のたてた波で溺れかける。昔はロープで仕切るなんて面倒なことはせず、思い思いの方向に泳ぐから衝突も日常茶飯事、なんでもあり。

溺れかけても仁王立ちの母親に比べたらましだ。

そう思ってプールに通った。

部活も同じ。
灼熱地獄のテニスコートの方が母親の「勉強したの?」攻撃よりも楽だった。
たまひろいばかりでコートには少ししかたてなかったけど、親から離れられるのが嬉しかった。
大義名分があるから日が暮れてから帰宅しても叱られないし。

人生のうちで好きなときに眠れて好きなだけ眠れて好きな時間に起きられるのは学生時代の夏休みくらいではないだろうか。

春休みは新学期への不安と戸惑いがあるし、冬休みは何かと気忙しい。あけたら試験が待ってるし、受験が近づいていたりもする。

人生の最大のチャンスに母親に逆らえずに早寝早起きを強要されていたゆうこはぐでたま人生に憧れているのかもしれない。

「無理っしょ。」と、さらりと言えたら母親の影に怯えて暮らすこともなかっただろうに。

56歳になっても母親の影に怯え、自分で決めることに後ろめたさを感じている。

「ああ…。昼夜逆転かも~っ。娘がもだえてる。体調が優れないので連れて帰ってる。

「せっかくの夏休みなんだから好きな時間に寝て好きな時間に起きればいいじゃん。鼻づまりで眠れないのは仕方ないんだし。」

思わず自分の願望が口から出る。

息子は言わなくても自由に寝て自由に起きてた。でも馬鹿げた就活のせいでストレスは身になり16キロ太り、心身ともにズタズタに。

やらなければいけないことってなんじゃろか?

それはね、息を吸って吐いて、めしくって、トイレにいく。

生きるためには呼吸と食事と排泄が必要。そして可能ならば運動。

動物は動く物と書く。
頭も身体も動かさないと動きにくくなる。機械と同じだ。

健康な人は身体が動くことや生きてることの意味合いがわからない。
怪我をして初めて指のありがたみをしるし、利き手が使えないととても不便だ。

歩けなければ好きなところにいけないしトイレも介助してもらわないとならない。
排泄を他人に手伝ってもらうのはとても恥ずかしいし家族に手伝ってもらっても恥ずかしいことにかわりはない。
トイレはドアを閉めてひとりで用を足すものだと思い込んでるけど、それはあるいみ奇跡なのかもしれない。

っていうか腎不全になったらおしっこすら出ない。病気で排便できなくなることもある。

人生つまづいてしまったのならばいっそのこと世間の常識を覆せばいいのだ。

常識なんていつどこで誰が決めたのかわかりゃしない。
悪いことした覚えがないのに因縁つけられ人生狂わされたのならばいっそのことわけわからない常識などにとらわれることなく、好きな時間に寝て好きな時間に起きればいいじゃないか。

夏休みあけたら結構普通に暮らせるものだし。

学校さぼるやつもたくさんいるのだから、休みを自由に使ったっていいじゃん。

が、しかし、くそ真面目なゆうこの娘は自分を責める…。

「何時に寝て何時に起きようが死ぬよりましだろ。死ぬ必要はないけど寝ないと死ぬ。」と、旦那君。

自殺するくらいなら自由に生きろ、という意味なんだけど相変わらず我が家はどこかが抜けてる。

そんなこんなで娘は東京に戻り、自らの力で前に進もうとしています。

まわりの華やかな生活はとても羨ましいけど、かわいいものをみつけて喜ぶ娘の顔を見て至福の時を味わうのはいろいろあったからこそではないかと。







人形焼きもあるけどかわいくて食べるのがかわいそう。でも食べちゃったけどうしろめたさでいっぱいに。







以前の順位です。


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