主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

なんだか身体がだるおも~っ

2017年06月16日 13時34分44秒 | できごと

倦怠感

まさにそんな感じ。

なにもしたくなくなるのは鬱の兆候だそうだ。

初老期鬱病キターーーっ!

なんてね。

ただ単に疲れがたまってるだけかもしれないけど、

節々も痛い。

インフルエンザキターーーっ!

じゃなくて、短距離を果てしなく往復するから足に負担がかかる。
体重超過だし。

腕と肩が痛い。働きすぎか?

いえいえ火曜日に振り替えでテニススクールに行き、張り切ってスマッシュ打ってたから、ただの「筋肉痛」。



この本によると過労死は死にたくて死ぬのではなく、現実逃避行動みたいなものだそうだ。

現実逃避したくなるシチュエーションはたくさんある。たとえば…。

薬歴記入時にミスに気がついちゃったときとか…。

体重が急激に増加したときとか…。

子育て中とか…。

朝は仕事にいきたくないけど現実逃避できなくて腹痛と下痢に襲われたり、吐き気を催したり。

現実から逃げたくなることってあるじゃん。ヤバイシチュエーションのときとか恥ずかしいときとか辛いときとか。

でも辛くても「がんばらなきゃ」と、真面目な人は自分を奮い立たせて、知らず知らずのうちに自分を追い込んで行く…。

疲れたら休むのが大事。
前に進むばかりがよいとは限らないし。後ろを振り向いたり、周りを見たりして気がつくことはたくさんある。
なのに周りに迷惑をかけたくなくて無理して頑張ろうとするから…。

身体が悲鳴をあげて取り返しのつかないことになったりする。
ストレスは万病のもとだ。
患者様は真面目で律儀な人が多い。だから服薬状況もいいし、言われた通りに生活しようとする。
一方で診察には定期的に通うけど、指示に従おうとしてもなかなか思い通りに行かず誘惑に負けたり、薬を飲んだり飲まなかったりする人もいる。

インスリンを打たないといけないのに打たない日があったり怖くて打てなかったり。

でも診察のときや投薬窓口では「ちゃんと使ってます」と答える。
飲み忘れを正直に言わなかったりするから…。

血圧の薬とか糖尿病の薬とかコレステロールの薬とか数値を下げるために増えて行くことがある。

思い出したように飲んだりするから効きすぎて救急車で運ばれたり、へたすると命を落としたりする。

逆に真面目に飲んだばかりに副作用や腎障害や肝障害になり苦しむ人もいる。

私たち薬剤師の仕事はただ単にコンプライアンスの向上をめざすのではなくて、患者様の心の叫びに耳を傾け、副作用などに早期に気づいたり、不安なこと、心配事を取り除いたり、医師には言えない悩みに耳を傾けフィードバックすることも大切だと思うんだ。

そのシステムは整ってないことや、医師が薬剤師ごときの意見を聞き入れないことが多いので、患者様に対して医師は雲の上の人ではなく、身近な存在で相談に乗ってくれる人だと話し、きちんと症状や状況を話さないと適切な治療ができないことを伝えたり、残薬調整を申し出ることや飲んでないものを報告してカットしてもらえることを知っていただくことも重要なんじゃないかななんて思いながら仕事してる。

でもね、薬剤師ごときに何も期待しない人がいるのも事実だけど。
人それぞれだからね。

勤務先では皆親切で、よりよいサービスの提供を心がけることが企業理念となっている。
余計なお世話だと思う人もいるけど、患者様は薬剤師を信頼すると本音を語ってくれたりする。
「かかりつけ薬剤師」は社員だけだけど、加算とかそんなものにこだわらず、お客様を大事にすることでリピーターを増やしていかないと。今や調剤薬局はサービス業でビジネスなのだから。

どんな人にも分け隔てなくサービスを提供する。ただし望まない人にはほどほどに、ね。見極めが難しいけど。

投薬はでたとこ勝負。しかもひとつひとつが真剣勝負。一期一会かもしれないし。
相手のことを思いやる。その気持ちを忘れなければ回を重ねるうちに向こうから話しかけてきたり、相談を持ちかけてくれたりすることもあるかもしれない。
時には虫の居所が悪くて逆鱗に触れたりするけれど。

調剤薬局はうじゃうじゃあるけど(←ほとんどの医療機関は門前薬局を持ってる。田舎あるある)内容はバラエティに富んでいて、仕事は結構ハード。
「昔とった杵柄」が非常に役立ち(←基本的な薬は昔と変わらない)、薬袋は必要事項が印刷されて出てくるので、名前とか用法とか書かなくて済む。

ピーク時は他の人のことを気にしている暇はほとんどない。
「助けて!」と言わないと基本放置。自分で解決できることはたとえパートでも解決しないといけないから、疑義の内容次第では病院とかけあったりもする。

他の医療機関の問い合わせは電話しないといけないことが多くて緊張する。

ずっと集中を維持しないと凡ミスは過誤につながり、健康被害を与えてしまうこともあるから、責任重大だ。だから「監査印」を処方箋に押すわけだし。

精神的にも肉体的にも過酷な仕事だから、時には逃げ出したくなることもある。

そんなときは仕事中だけどたまには周りを見渡してみよう。結構みんな追い詰められたりどつぼったりあわてたり落ち込んだりしてひきつった表情になっていたりする。

どんなときもそんなこんなを悟られないように、調剤室を出るときはモードチェンジして薬剤師らしく凛として振る舞わないと、と主任は言う。

「らしく振る舞う」はとても大事なことで、投薬ブースは舞台みたいなものかもしれない。

おどおどしたり不安げな表情で薬を渡されたら、受けとる方も不安になる。

白衣を着ると引き締まった気持ちになり、緊張するのかアドレナリン放出状態。
白衣を脱ぐと元に戻るのかダラーっとしちゃう。
時々アドレナリン放出したまま帰宅してしまい、家でもハイテンションに。気持ちが高ぶったままだから家事ははかどるけど、眠れない。
簡単に言うと「興奮状態」。

せっかく眠れても現実的な夢を見ることが多いから、過誤を起こしてしまい、ひと騒動に発展する夢とか、薬をそろえてるのに何回数えても合わなくてできない夢とかをよくみては目が覚めてしまい再び寝ることがままならない。

お酒の力を借りてしまうからのどが乾くし、肥満につながるし。

患者様には節制をと指導するけど、自分がいちばんグダグダだわ。

誘惑に勝てないし、他人の意見やCMに左右されて、あっちにフラフラこっちにフラフラ。

人間なんてちっぽけな存在でそんなもんだよと思ってしまえば気にならないのに、

57歳にして、母親の言いつけに縛られ、守れないことを気にしては落ち込む。

「自分のために時間を使い自由に生きる」が今年の目標だったけど、

思い通りにはならないのが世の常で…。

クビにならないだけでもありがたいと感謝しながら愚痴をこぼしながらも真面目に生きてます。

老化現象には勝てないけれど、進行速度を落とすことはできるから、

身体を動かそうかな。

血の巡りもよくなりそうだし。

思い立ったが吉日。さて何日続くのだろうか。三日坊主が関の山かもね。

ま、いっか。







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