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昨日は62回目のバースデーだった。
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息子は朝イチでおめでとうと言ってくれたけど、
旦那君はすっかり忘れてるみたい。
LINEとかメールで様々な業種のサイトから「お誕生日おめでとうございます。」と言われると、
社交辞令と知りながらも嬉しかったりする。
今年はスペシャルなイベントがありまして、
な、な、なんと、
民生児童委員会の定例会と総会が~っ。
コロナじゃなければ午前中の定例会のあと、午後の総会までの間に気の合った仲間でランチをするんだけど、
今年は一旦解散になりました。
スペシャルなバースデーに家でごはんだなんてつまらなすぎる。
お気に入りの倉式珈琲で優雅なひとときを。
以前はひとりで飲食店に入るなんて恥ずかしかったり勇気がなかったりしたんだけど、
おばさん、
いや、おばあさんの歳になり、怖いもの知らずになりつつありまして。
だからこそ初対面の人と話さないといけないときもある投薬時のやりとりとか服薬指導とかが苦にならないのかもしれない。
元々好奇心旺盛だったんだけど、歳を取るとともにさらに好奇心旺盛に拍車がかかり、列に並んだりするときも見知らぬ人と会話していたりする。
先日も友愛訪問でご近所さんのお宅を回ったら、あちこちで話が弾んじゃって。1時から回り始めたんだけど、6件目で日暮れ時になってしまった…。
倉式珈琲でメニューを見ながら「チキンカツカレー、メニュー復活しないかなー。」なんて思ってみたり。
海老ドリアかサラダごはんかさんざん迷った結果、海老ドリアのランチセットにした。
飲み物はいつも「本日の珈琲」と決めている。
ゆうこは紅茶派なんだけど、倉式珈琲なんだからやっぱり珈琲かな、と。
スタンプカードも持ってるよ。
ゆっくりと味わって食べたのに、食べるのが早すぎて「時間余りすぎだなー。」と。
「そうだ❗誕生日なのだからデザート食べないと。」
自分へのご褒美かな。
誰もほめてくれないから、頑張ってる自分にNCAA…じゃなくて美味しいケーキ。
大好きなチーズケーキを食べるのなら珈琲飲み終わってるし、オレンジフレーバーティーもたのんじゃおうかな。
主婦してるとね、500円を越えるものは贅沢品として認識し、「家で食べたほうが安く済むよね。」と、なかなかオシャレなランチなんて実行せずに終わってしまう。
美味しいランチに美味しいデザート。優雅に珈琲をいただく。
せっかくのスペシャルデーだからお気に入りのチュニックを着て、ネックレスをつけてみた。
ネックレスなんて何年ぶりだろ?
仕事は白衣だし、職場までは車だし、買い物も車。
ラフなスタイルに慣れすぎてしまい、ルーズウエストのズボンなんてはくから、おなかのお肉が自由奔放に育つんだよね~。(←スゲー言い訳。)
ふと、何度も挫折したLINEの誕生日登録をやりたくなりまして。
カレンダー形式なのでさかのぼること62年だからタップを何度も何度も繰り返さないとなかなか1960年にならないの。
思い立ったが吉日。
今しかない❗
タップを続けること数分、いや10分以上かも。
やった❗
めでたく登録ができまして、LINEのキャラクターがお祝いしてくれました。
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思いがけない人からメッセージカードが届いたり、ちょっとしたLINEギフトが届いたり。
嬉しいサプライズ。
女子会仲間からもお祝いのメッセージが次々届いて、
すごく嬉しかった。
孤独じゃなかったんだー。よかったー。
歳を重ねていくと人が恋しくなる。
元々さびしがりやだからなおさら。
つながってるって安心する。
LINEを考えついた人ってスゴイなーと思う。
スマホを考えた人もスゴイ。
どんなものでも思いついたり実用化したりするのってスゴいことだ。柔軟な頭と奇想天外な発想がないとできないことだよね。
アートも同じ。
凡人と思われていた人が実は、とか突然才能が開花することもある。
「還暦過ぎたしそろそろ潮時かな。」と引退が頭をよぎる。
「元気ないわねえ。」とお客様から声をかけられた。
「そろそろ引退かしら?なんて考えていたんです。」と答えると、
「あら、やだ。人生これからよ。60代はまだまだこれからいろいろ楽しめる年齢よ。引退なんて早すぎよ。」と。
高齢者のイメージがどんどん変わってゆく。
年金支給年齢もどんどん上がってゆき、定年も60歳から65歳へ、そして70歳になるんじゃないかとの噂。
まだまだ、か。
難問さえなければ人生もっと楽しめるんだけどなー。
ふと現実的問題が頭をよぎる。
バースデーの日くらい明るく過ごそう❗
とりあえず難問を脇に追いやり、バースデーの時間を楽しむ。
総会のあと、家に帰るにはもったいないので映画を観に行った。
斎藤工さんのシン・ウルトラマンにしようか、ラジエーションハウスにしようか迷ったんだけど、
始まったばかりのシン・ウルトラマンよりももうすぐ上映が終わりそうなラジエーションハウスかな、と。
医療系のドラマとか映画、大好きなんですよ。
モチベーションあげるためにナイトドクターみたり。
病院にいたから好きなのかそれとも医療系のドラマが好きだから病院で働いていたのか。
蛙の子は蛙。
なんだかんだ言っても看護師の娘は医療の仕事が好きなのかもしれない。
母親が反対しなければ看護師になっていたかも、と時々思う。
災害時とかも看護師のほうが人々の役に立つ。
薬剤師って中途半端だな、と思っていたけど、
時代の流れで地域の方々の健康生活をサポートし、薬剤師ならではの視点から医療従事者として活躍できるようになった。
若い人がうらやましい。
そう思っていたけれど、
自分もチャレンジしたくなった。
人との出会い。
それは時として自分の運命を左右し、やるべきことに気が付いたり、知らない自分に出会えたり。
できることなら多くの人々と触れ合いながら残りの人生を楽しみたい。
そのためには健康でいること。
自分の年齢を意識しないほうが若々しくいられるけど、心は歳をとらないからついつい無茶をしてしまうのはやめたほうがいいかな。
歳を重ねると自分の身体は自分だけのものではなくなってゆく。
妻であり、母であり、姉だったり、妹だったりなどなど。
職場の同僚とかテニスの友達とか女子会仲間とかご近所さんとか。
誰が欠けても悲しくて切ないよね。
でも、
必ず別れって来るんだなーと。
いくつまで生きられるんだろ。
そう思うことが増えた今日この頃、自然の美しさが身に染みます。
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