パパの涙

今日はとっても素敵な日・・・になるはずでした。
長い間（実は）体調不良だったパパが元気になったお祝いに、パパがご馳走してくれることに

え、パパのお祝いじゃあ
「みんなにありがとうって意味を兼ねて」

きゃ～っなんてステキな旦那様

「何が食べたい」
「フレンチー」

あ、パパフレンチ嫌いだったっけ。
「。。。わかった。ええよ。。。」
ほんまにパパの快気祝いなんでしょうか

夕方、そろそろ出かけようと玄関に立っていたに次女が愛情たっぷりで体当たり＆太腿の上の方に抱きついた。

「いだああああああああっ」

ご愁傷様です。ちーーーーん

しばらくかがんでぴょんぴょん跳んではりました・・・
その痛みは私たちにはわかってあげられないのー

そして高級フレンチではないと思われたレストランでしたが、高級のフルボトル頼んじゃったのでお支払いは・・・
ご馳走様です。ちーーーーん

帰宅後さんが子供らをお風呂に入れてくれて寝かしつけに上がったところ。

どーーーーーん

ん何の音
でも誰の泣き声も聞こえないし、たいしたことなかったのかな。

「ママーっパパがぶつけたみたいーっ痛いみたいよーっ」

２階にかけ上がって行ってみると・・・
パパがしゃがみこんで足の指を押さえてる。どうも扉の角にぶつけたらしい。
ひえ～っ、痛そう～っ

４人で覗き込んでよーく見てみると・・・
中指の爪の先の方が剥がれかかって血がにじんでる

さあいつものお医者さんごっこの練習の成果を発揮する時が来たわよ

「では、治療を始めます。看護婦さん、マキロンをお願いします。」
「はい、どうぞ。」
「看護婦さん、ティッシュを２枚お願いします。」
「はい、どうぞ。」
「次はガーゼとテープをお願いします。」

こうして無事に治療は終了。そして最後に一番大事なあれ。

「痛いの痛いの、とんでいけ～ひゅるるるるる・・・」
「あーん、ぱくっ。もぐもぐ。」
「痛いの痛いの、とんでいけ～ひゅるるるるる・・・」
「あーん、ぱくっ。もぐもぐ。」
「痛いの痛いの、とんでいけ～ひゅるるるるる・・・」
「もぐもぐもぐ。」

「すごいちゃんももぐもぐしたーっ」
「ほんますごいねえ、ちゃん」

今日ものかわいい成長を見れた一日でした。

あれ、何やってたんだっけあ、そうだ。パパが怪我したんだった
死体のようにあんまり静かに寝てるんで忘れてたよ(笑)



ちーーーん
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