こんにちは。
詩人 MIMI です。
もう すっかり 秋ですね。
秋の夕日
白い犬と一緒に散歩をしている
おばさんに
声を掛けられ立ち止まり
良く動く尻尾を見つめていると
向かい側から
茶色い犬と一緒に散歩をしている
別のおばさんが
おばさんに声を掛けてきた
小学生の頃
ゆううつ が
夕日にあたると
影があっさりと
薄くなったのを覚えている
昼間は半袖で十分だったが
風は次第に冷たくなって
生命を奪うかのように
体温が失われていく
おばさんたちと別れた彼は
秋の夕日の歌を
口ずさんでいるようだ