mimi日和

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詩 友人

2021-05-01 13:48:56 | 

うどんを茹でている

友人が 過去の事を蒸し返してきた

おいおい

その話しは済んでいるぞ

言えば気まずくなる

胡麻化すのも癪に障る

ならば

わざと火力を強くし

白く粘度のあるゆで汁を

吹きこぼし

もっともらしく慌てふためき

話しをすり替えればいい

コップに用意してある

びっくり水を鍋にさしながら

笑えば終い

 

湯の中でうどんは

ぐらぐらと

私たちを嘲笑うかのように

踊っている

          「友人」詩人mim R3.5

 



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