こんにちは。
詩人 MIMI です。
庭の紫陽花も 色付きまして
ちょっと エッセイ風に 仕上げてみました。
紫陽花
長靴を履くと
水たまりを見つけ入りたくなるという衝動は
大人になった 今でもある
理性といえば格好は良いが
実際のところ
羞恥心がブレーキの役目をはたしているだけだ
小学生の頃の方が
今よりも長い時期
もっと シトシト
雨が降りつづいた気がする
そういえば 子供のころ
紫陽花のある庭に憧れた
色の濃い 青や紫 赤紫
大きな葉を押しのけるように
大輪の花が織りなすように開いている様子が
たまらなく 格好良かった
紫陽花の葉のカタツムリを
虫かごに入れて 持って帰っては
なぜだか キャベツの葉を寝床にさせていた
いま 住んでいる庭には
青紫の紫陽花が咲いている
一度 花が終わった後の 剪定のやり方を教わったが
猫の額ほどの庭では
かなり さっぱりしてあげないといけない事情があるので
子どものころ憧れていたような
立派な姿にはさせられない
それでも毎年 美しく十個ほどの花を咲いている
そう書けば格好はいいが
小さいながらも 見事にたくさんの花を咲かせている
玄人の方がいることも 事実
結局 下手なのだ
最後まで読んでいただき
感謝です。🤣