【AIR】
2023/04/07公開 アメリカ 112分
監督:ベン・アフレック
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、クリス・メッシーナ、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス
伝説のシューズを誕生させた負け犬チーム、一発逆転の実話
STORY:1984年、シューズメーカーのナイキは人気がなく低迷が続いていた。営業担当のソニーは、CEOのフィルからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。しかし競合ブランドにシェアで大きく水をあけられ、知名度で圧倒的に劣るナイキ。なかなか妙案が浮かばず苦悩するソニーだったが、ついに一人の選手に目を付ける... (allcinemaより)
業績不振だったナイキを救い、スポーツの枠を超えてカルチャーにまで多大な影響を及ぼした伝説のシューズ“エア ジョーダン”誕生秘話を描いた実話ドラマ。監督は『アルゴ』『夜に生きる』『ザ・タウン』のベン・アフレック。
MOVIXさいたまにて鑑賞。地元では上映がないので知らず、別の作品を観ようとしていたところ、ベン・アフレックとマット・デイモンの名前を見つけてこちらに。大正解☆
バスケは詳しくなくても、マイケル・ジョーダンや“エア ジョーダンは知ってるという人は多いと思う。私もそのひとり。今ではナイキは当たり前だけど、80年代はアディダスやコンバースが主流だった。有名人は誰もナイキのシューズを履いてくれる人はいなかったとは...。
営業担当のソニーが目を付けたのは、まだ無名の新人選手だったマイケル・ジョーダン。周りに反対されつつも社運を賭けた一か八かの大勝負...。当時はどうなるかわからない新人選手に賭けるなんてとんでもないよね。でも、契約交渉やシューズのデザインなど、ほかのメーカーにはない斬新さの勝利。シューズの色配分規定は知らなかったけれど罰金を払ってまでって規格外な発想もすごい。デザイン担当のセンスも素晴らしい。
あくまでもシューズ誕生のお話なのでソニーとマイケルの母親との交渉がメインに展開されていく。とにかく母親が信念をもったしっかりした方で、今のマイケル・ジョーダンがあるのもこの母親あってこそだったのかなと。ソニーとの交渉バトル?も見ごたえあったし契約の改革もすごい。
当のマイケル・ジョーダン役は後ろ姿や一部しか映らない。アディダスやコンバースも彼に目をつけていたけれど、交渉はどちらも上から目線なのが気になった。でもナイキは全く別で、あの熱いプレゼンされちゃそりゃナイキを取るよね~。ご本人はアディダス好きだったようだけど...。
バックに流れる音楽が80年代のヒット曲なのも良き。
ベン・アフレックとマット・デイモンが一緒に映ってるのも良きー。マットが中年のおっさん感がなんかいいよね 笑。
まったくバスケに詳しくなくても楽しめる作品で、スクリーンで観られて良かった!!
4月12日のネットニュースで1998年のNBAファイナル第2戦で着用したシューズが3億円で落札されたとか....すごすぎてくらくらする💦
鑑賞日:2023/04/09
お遊びバットマンも面白ろそう~
最近はそういう遊びごごろ満載の映画が少なくなりましたよねぇ