【THE TOWERING INFERNO】 1975/06公開 アメリカ 165分
監督:ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン
出演:スティーヴ・マックィーン、ポール・ニューマン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、O・J・シンプソン
[Story]
サンフランシスコの新名所、地上138階建ての超高層ビル“グラス・タワー”落成式当日。ボヤが発生し、電気系統の手抜き工事が発覚。設計者のロバーツ(ポール・ニューマン)は、社長のダンカン(ウィリアム・ホールデン)に、最上階で開催する落成式の一時中止を進言するが一笑に付される。巨大な炎がビルを飲み込んでいくとは夢にも思わずに。消防隊のオハラハン隊長(スティーブ・マックイーン)は決死の救出作戦を展開していくが...
今月から「新・午前十時の映画祭」が始まったので観てきました。
この作品はテレビでは何度か観たことがあるけど劇場鑑賞は初めてです。ビル火災のパニック映画の中では一番印象に残ってた作品なので、大きなスクリーンで観られるなんて感謝です!
テレビではカットされてるシーンも多く観てないシーンもあるので新鮮な気分で観られました。だったらDVD観ろよ、なんですが新作を優先してしまってつい機会を逃しちゃってるんですよね。やはり大画面では迫力もあり緊迫感も半端ないですね。
改めて観ると20世紀フォックスとワーナー・ブラザースの2社が初めて合作した作品だったんだーと。だからこれだけのすごい作品ができたわけだ~。実際にとんでもなく燃えてるし爆発してるし....CGがない時代だからこそのこの大迫力。物語に無駄がないので165分の長丁場でも最後まで緊張感、緊迫感が持続します。
今観てもビル火災の怖さ、手抜き工事の怖さにゾッとします。このようなビル火災はあってはいけないと作られた作品なのに、製作されて約40年たつのに今でも手抜き工事がなくならないのも複雑な気持ちですね。
早い段階から火災は始まり、最初は電気系統がショートして煙があがり、上の階の倉庫でも火が上がる。やがて火は激しさを増し燃え広がる...。至るところから火が噴き出し爆発が起き....と手に汗握る展開に。
駆けつけた消防隊員たちの消火と救出シーンにハラハラ、これで脱出できるかと思うと一難去ってまた一難で火の手はすぐそこに....。そして助かりそうな人が助からなかったりと気が緩むヒマなしです。
危険を顧みずに救助活動する設計者ダグ(ポール・ニューマン)に手に汗握り、冷静沈着に指示を出すオハラハン消防隊長(スティーヴ・マックィーン)がカッコ良くてこういう人こそ真のリーダーだと思いましたね。も~どちらも素敵♪
そのほか豪華俳優陣がキャスティングされているんですが、それぞれ印象に残るシーンがちゃんとあるんですよね。
あのエレベータの所で尻込みしちゃった若い消防隊員くんはポール・ニューマンの息子だったとは!
O・J・シンプソンって...あの派手なカーチェイスしちゃった人ですよね、、、(汗)
あまりにも見入ってしまって観終わった時にはなんかフラフラしてました~。
今回の朝10は1本につき2週間の上映なのがうれしいです。
なかなかスクリーンで観られない名作も多いのでこの機会にできるだけ多く鑑賞したいです。
★★★★★
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そう!これ大きいよね。1週間じゃお仕事してる人は本当に大変だと思うし。朝しかやってないからね。
2週間だとゆったり観れちゃうのがいいよ。
手抜き工事は永遠になくならないでしょうね。
あの開かなかったドアの向こう側とか、ほんとあり得ない。今はもうちょっと基準が厳しいからそんなことはないと思うけど、手を変え品を変え偽装はどっかでされてるんだろうね。
高いビルにいればいいってもんじゃないし、そこから脱出できるか経路を考えておかないと悲惨だよね。私も深い地下鉄に乗る時は結構緊張します。
ひどいことに 予算を減らすために 正規のビル用の電気配線を ビル用に不向きな電気配線・・・つまり 安い電気配線を使用するお粗末さ。
大電流に耐え切れず 焼き切れてしまったことがこの惨事に・・・
ポール・ニューマン演じた設計士が
「予算を減らしたいなら ビルの高さを減らせばよかったんだ。このビルはただのハリボテだ」
火が鎮火したあと
「このビルは このまま残しておこう。人間のおごりが招いた 象徴として」
と言ったのが印象的でした。
人間の おごり、虚栄のむなしさ タイタニックと同じです。
当時はパニック映画の
最高傑作だったと記憶にあります。
大画面で観るとやっぱり迫力違うのね~
私もテレビでしか見たことないし、懐かしい映画を劇場でやってくれるのいいよね☆
パニック映画、当時流行ったなぁ
昔この作品を観て怖いなーと思ったので、ホテルに泊まる時は非常口とか確認しますね。でもふさがってたにアウトですけど^^;
地下鉄も深いのは極力乗らないようにしてますね。
いつまで登っても地上に出られなくて怖かったです^^;
私もこのビルは残しておこうという台詞は印象に残りました。
タイタニックも同様、人間のおごりが招いた参事ですよね。
今でもこの作品を超えるパニック映画はないように思います。最高傑作ですね。
パニック映画は怖いけどやはり大画面が一番ですね。
歳が歳が・・・
あの頃、すご~~い衝撃で!
今観たらどんなカンジだろう???でも新作で手いっぱいで朝十まで手が回らず・・・
去年の朝十では「シザーハンズ」観れたのがらっき~だった。
今観てもやはり衝撃的です。それに大画面で観てるから余計に怖く感じました。
朝の10時というのが難しいですよね。
どうしても大きなスクリーンで観たい!と思うものを厳選して観に行こうと思ってます。
私も「シザーハンズ」は観に行きました!!
時間を忘れます…
先日(ちょっと前)に見た韓国の「ザ・タワー 超高層ビル大火災」は、ほんとにこれのリメイク?って感じでしたね
あれはあれで楽しめたけど。
それにしてもカートも怖いけど、展望エレベーターで上に昇った消防隊員さん(の状況)が怖い!
私には無理です…
うまい具合に劇場で観られましたが、何度観てもハラハラドキドキしちゃいます。
ザ・タワー~はほんとリメイクのようでしたね。
高所恐怖症だから絶対無理ー。
この当時パニック映画流行りましたね。動物パニック、人災パニック等 他のパニック映画ですと、「ジョーズ」も最高に気に入っております。
今観ても本当に凄い作品ですよね。
似たような作品がいくつもありますが絶対に越えられないと思います。