【VICE】 2019/04/05公開 アメリカ 132分
監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル、タイラー・ペリー、アリソン・ピル、ジェシー・プレモンス
史上最強で最凶なチェイニー副大統領(バイス)
STORY:1960年代半ば。酒癖が悪くしがない電気工に甘んじていた若きチェイニーは、婚約者のリンに叱咤されて政界を目指し、やがて下院議員ドナルド・ラムズフェルドのもとで政治のイロハを学び、次第に頭角を現わしていく。その後、政界の要職を歴任し、ついにジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の地位に就く... (allcinemaより)
監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル、タイラー・ペリー、アリソン・ピル、ジェシー・プレモンス
史上最強で最凶なチェイニー副大統領(バイス)
STORY:1960年代半ば。酒癖が悪くしがない電気工に甘んじていた若きチェイニーは、婚約者のリンに叱咤されて政界を目指し、やがて下院議員ドナルド・ラムズフェルドのもとで政治のイロハを学び、次第に頭角を現わしていく。その後、政界の要職を歴任し、ついにジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の地位に就く... (allcinemaより)
9.11同時多発テロを受けてイラク戦争へと突入していったブッシュ政権の驚きの内幕を、チェイニーの知られざる実像とともに過激かつ皮肉いっぱいに描き出す実録政治ブラック・コメディ。監督は『俺たちニュースキャスター』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ。今年のアカデミー賞では主要部門にノミネートされメイクアップ&ヘアスタイリング賞を獲得。
あのクリスチャン・ベイルがまったく面影がない変装には改めて見てやはりびっくり。この人も痩せたり太ったり自由自在な俳優さんのひとり。イケメンなのに...ふとっちょおっさん、、、。それぞれ実在の人物に似せてあった。サム・ロックウェルのブッシュもうまく似せてたけどパパブッシュも似てた。
昨日観た『記者たち 衝撃と畏怖の真実』と合わせて観るとより興味深く観られる。9.11の後のイラク戦争へと突入していった政府の情報に真実を追い続けた記者たち、その政府の内幕を描いたのがこの作品。同時期の公開は良かったと思う。
ブッシュ政権時の副大統領だったディック・チェイニーを描いた物語だけど、後半は当時のブッシュ政権を描いた物語。政治のお話は難しそうだけどちょいちょい皮肉をこめたつくりになってるので苦笑しながら 笑。息子ブッシュへの“残念な子”扱いは笑えた。ラムズフェルドの下品な発言に苦笑..てかあの辺けっこうひどいよね。
途中、エンドールが流れて、え???あれ本題は??と.... ここまでお遊びあり。エンドロールもマーベル並におまけ映像があるので最後まで観るべし。
どうやって攻撃を仕掛けるか相談中は、まるで映画の構想を練ってるようでびっくりしたわ。これはこうであれはこうしよう....おいおいっ。ブッシュはGOサインをだすだけでチェイニーが権力を持ってて影の大統領だったという、、、。
2時間ちょっとでまとめてあるので、あらすじを追ってる感じなのは仕方がないかも。でもチェイニー本人は口が堅い人らしいのでどこまでが真実なのかわからないけれど、9.11以降の内幕がこんな感じだったんだなーと興味深く観られました。
鑑賞日:2019/04/06
もう、何か似てるだけではもうどうでもいい気がしてしまう。
かなり皮肉をこめた作品になってましたよね(;'∀')
このオチがいいですよね。
でも映画中盤で金と時間に余裕がなくなれば、誰も政治に関心を持たなくなるとありましたから、それに対する皮肉も混ざっているのもちょっと恐ろしいですけどね。