今朝起きたら、たいへん寒かった。
室内犬のウエ君には、お散歩時の温度急変に備えてウィンドブレーカーとしてピンクのレインコートを着せてから出かけた。
途中、ご近所のオジイ様がご自宅のお庭におられたので少し立ち話をした。菊の話の後で「なんで犬に服着せてるの?」と聞かれた。寒いから風よけに着せてますと答えると、「犬は自前の毛皮を着ているから、冷たい風が吹いても平気なんじゃないか?」と再度聞かれた。それでも着せている方が少しでも暖かいと思うので着せてますと答えた。するとオジイ様は「いろいろし過ぎると、ひ弱な犬になるのでは?」。そうか、私はウエ君のことをかまい過ぎ?過保護なのかしら? 弱い犬になっちゃうかなぁ?
外飼いの経験のないウエ君8歳8か月、すでにひ弱育ち。今さら鍛えなくてもまぁいいか。
ふと青空を見上げると登り龍の形の雲を発見。「ウエ君、急いで帰ってあの雲の写真撮ろ!」と駆け足で帰ったのに、登り龍は刻々と形を変えて撮影をまってはくれませんでした。
人間でいえば、至れり尽くせりの状態を過保護と云いますけど。
どこかの議員のように、好き勝手を言ってもお咎めなし、挙句に議員も辞めない。
こっちが過保護と。
犬も、育った環境に応じての生活がありますからね。
その爺さんに、服を買って貰うのでもなく世話をさせているのでもありません。
鑑札もうけ、予防接種もしてますわ。
外で自由に飼い、躾もしてないのとは訳が違うわ。
と、内心で思っておりまする。
今と昔では、犬を飼う感覚が違うんですよね。
この方ではないのですが、例えばあるご老人は、
「犬は寒くない。冬でも小屋なし。軒下で十分」
「エサは残った白飯にお味噌汁をかけたものしか与えない」
「病気は仕方ない。動物に病院なんて贅沢」
などと普通におっしゃいます。この人が冷酷なのではなく、当時はそういうのが当たり前だったんだろうねぇ。当時の犬は10歳も生きればよい方で、ペット受難の時代でした。
時代は進み、犬の待遇も良くなってきました。上手く飼えば15歳以上も生きられる。昔より5年以上も寿命が延びたのは、やはり環境ですよね。人間と同じ哺乳類で、痛い、暑い、怖いがあるのは当たり前。この時代にあって、なぜ犬なら粗末に扱っていいと思える人がいるのか不思議です。
人間が色々なら犬も色々。特にウエ君は使役犬施設に生まれ、将来のお仕事が決まった運命の子。手厚い保護と訓練をうけて育ってきたので,今さら野生に戻して突き放すわけには行きませんよね。賢い犬なので、公共の場でギャァギャァとわめき騒ぐ子どもよりもよっぽど賢いと思いますの(犬バカ)。
ウエ君と、楽しい時間を持てますように。
気が向いたら、お立ち寄りくださいね。
今年1年をありがとう♡
来たる年に潔くで。
返信が遅くなり、申し訳ありません。
自分がブログ主なのに、ここしばらく自分でも見ていませんでした。
>>>ウエ君と、楽しい時間を持てますように。
温かいお言葉、ありがとうございます。
アビーは10歳でウチに引き取ったのですが、ウエ君は7歳9カ月でやってきました。わずかな違いですが、犬の寿命から見るとこの差は大きいです。今はウエの若さ(?)につい甘えてしまって、こちらも気を緩めていることがあります。でも、そんなのんびり気分でいられるのも実はありがたいことだと思いますの。人も犬もいずれ老いていくんですものね。今を楽しみます。
アナザン・スター様、寒さ厳しい毎日ですがお体には十分ご留意くださいね。
いつもご指導・お気遣いいただき、心より感謝しています。今後も引き続きよろしくお願いいたします。
新年、素敵な年でありますように。
今は気候変動の影響で夏などは暑すぎてとても外で飼えないよね。
昔の番犬などに比べたら確かに弱くなってるかもしれないけど、幸せに暮らせたらそれでいいよね💓
A:昔の犬は強かったけれど、寿命は短かった。
B:今の犬は強くないかもしれないが、寿命は伸びた。
わたくしは迷わずBを選びます。