幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

広島旅行・これは外せなかった「お好み焼き」

2024-12-05 | グルメ

今回の広島への旅で、一度は「お好み焼き」を食べようと決めていた。

最終日、広島駅近くの案内所で、お好み焼さんの情報を入手した。

その中から、駅ビルの中の何店かが集まっているフロアに向った。

どのお店も、お店の前の通路には順番を待つ人の行列ができている。

そして、店内をのぞくと、鉄板を前に懸命にお好み焼きを焼く店員さんの様子が見える。

 

今回は、のれんに「ミシュランガイドに掲載」と書かれている「いっちゃん」というお店に入った。

思い起せば、前回広島に旅行したのは8年前になり、その時にもこの場所でお好み焼きを食べたのだった。

ただし、その時は別なお店だった。

 

ビールの一杯も飲みたかったが、この混み具合を見ると、とてもゆっくりビールを飲んでいる雰囲気ではない。

メニューから、私は「スペシャル」、妻は「いか天」を注文した。

スペシャルはそば入り、もう一つはうどん入りを選択。

「スペシャル」はこの中には豚、イカ、エビなどが入っていてデラックス版(?)だ。

カリッと焼かれた焼きそばもおいしく、これぞ広島のお好み焼きか!

ときどき、テーブルにあるお好み焼き用ソースをかけ、しんなりとしたキャベツなどの味を調整しながら食べ進める。

このボリュームもペロっといけた。

 

こちらはイカ天。

うどんを挿んであるが、このうどんはそばと違ってカリっと焼かれていなく、柔らかかったようである。

 

若い頃には、時々はお好み焼きを食べる機会はあった。

東京のお好み焼き屋さんは、私の知る限り、まず、ボールに煉った小麦粉と具材が入ったものをもらう。

そして、テーブルの鉄板で「ああだ、こうだ」といいながら自分たちで焼くスタイルだった。

仲間どうし、互いに焼き具合にケチをつけあうのも楽しかった。

ところが最近では、お好み焼き屋さんを目にすることもなくなったし、お好み焼きを食べることもない。

そんな訳で、お好み焼きを食べるのは、前回の広島旅行以来ということになる。

実に8年ぶりに食べるお好み焼きであった。

日常では口にしないものを食べられる、それも旅の楽しみである。

私にとっては、間違いなく、広島では「お好み焼き」がその一つである。



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