妻の友人がもってきてくれた「ユリノキ」の葉っぱ。
ユリノキは大きな木になり、花も咲くそうだが、私はその木も花も見たことがない。
その黄葉をどこかに拾いに行ってこられたのだそうだ。
ユリノキは、その葉が袢纏(はんてん)の形に似ているから、「袢纏木(はんてんぼく)」とも言われるらしい。
しまい込んであった、私の「祭ばんてん」を引っ張り出してみた。
袢纏の輪郭をなぞって、ユリノキの葉と比べてみる。
「なるほど!」、それらしく見える形である。
この木を見つけたら、誰かに知ったかぶりできそうである。