Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

なぜ時代劇は滅びるのか

2015-03-03 20:52:38 | 本-その他
図書館から借りた『なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)』を読了。
本書は某ショッピングモール内の本屋さんで偶々平積みになっているのを見かけました。時代劇好きな私は買おうか迷いましたが「どうせ新潮新書なら図書館に置いてあるし」と思い、結局借りました。後でAmazonや図書館のサイトなどで本をチェックすることが増えたし、最近は本屋さんまで「ショールーミング化」しています…。
TVの時代劇はどんどん減り続け、最後に残ったレギュラー番組「水戸黄門」まで最終回となり、とうとう年数回単発で2時間スペシャルのみとなってしまいました。本書ではそうなってしまった理由を書いています。相応しい役者さんや監督さんがいなくなったのも理由の1つとして挙げています。
「水戸黄門」なんかは「ワンパターンでつまらない」と言いますが、私は勧善懲悪の世界でですかっとしていいとは思いますけれどね。これでも私は30代後半なのですが、こういう意見が「年寄り臭い」のかしら…。
著者である春日太一氏は何と私と同年代で30代後半。こういう本ってもっと年配の方が書かれているかと思っていました。
でも週に1回でもいいから、時代劇のレギュラー番組をやってほしいです。いつの間にか「水戸黄門」の再放送もやらなくなり、つまらないTVがますますつまらないです。

なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社


最新の画像もっと見る