『 那須連山遠望 Ⅱ』
左側から
黒尾谷岳(クロオヤダケ)1589m・櫛ケ峰(クシガミネ)1683m・南月山(ミナミガッサン)1638m
茶臼岳(チャウスダケ)1925m・朝日岳(アサヒダケ)1896mの計5つの山。
一般的に知られているのは、右側の「茶臼岳」と「朝日岳」と「三本槍岳」です。
でも、ここからは一番高い三本槍岳(サンボンヤリダケ)1917mは位置的に見えません。
8月1日(木)
2日目、爽やかな朝を迎えました、現住所と比べるととても涼しいのです。
午前6時から8時まで、おおよそ2時間歩きました。
まず、那須連峰の全体像の写真を撮りたくてビューポイントを探しました。
トップ写真がそれです。
茶臼岳と朝日岳に注目。(午前6時37分)
「茶臼岳」の山肌は赤茶色、山頂あたりでは硫黄の匂いのする活火山であります。
その右側の小さな三角が「朝日岳」。ここからは小さく見えるのですが・・・
☆ 高原散歩
那須高原の木陰
木漏れ日がキラキラしていました。
大待宵草(オオマツヨイグサ)
朝日が当たりレモンイエローに輝く花、ブルーの壁によく映えます。
ねじれていないネジ花にとまるアキアカネ。
2時間近く歩いているとお腹も空いてきます。
運良く午前6時半オープンの森の中のパン屋さんを見つけました。
早朝からオープンのパン屋さん。
焼きたてパンを朝食のテーブルに並べれます、助かりますね~^^
←塩パンとミックスジュース
宿の朝食は8時半。今、お腹をいっぱいにしちゃいけません。
小ぶりな塩パンを1つ買って、お庭のテーブルでつまみました。
おいしぃ~♪
☆ 茶臼岳とロープウェイ
朝食後、少し休憩してから那須ロープウェィへ走りました。
ロープウェイからの素晴らしい眺望を期待していたのです。
が、、、まだ午前中なのに、悪天になっていて視界不良。
雲が無ければ、那須野が原と福島県の白河市までの眺望が広がるのですが…。
残念ながら、ロープウェイは厚い雲の中・・・。
何も見えず山頂駅(9合目)に着きました。
↑ 朝日岳 午前11時10分 於・茶臼岳9合目
遠望だと小さく見えた「朝日岳」ですが…。
茶臼岳の9合目あたりから見える朝日岳はご覧の通りです。
朝日岳は、今上天皇が皇太子時代と御結婚後もご夫妻で登山され、那須の穂高とも呼ばれる人気の山。
8月は、上皇ご夫妻が那須御用邸に避暑の為に滞在されています。
那須からほど近い「塩原」、過去に昭和天皇が疎開され昆虫や植物の研究をされていました。
皇室にも何かと人気の地域です。
☆茶臼岳9合目界隈
ヤマハハコとツバメシジミ蝶
疲労気味の羽に見えます。
↑ 同 上
山頂近くまで来ると、飛んでもない数のアキアカネが目白押しに飛んでいます。
人差し指を掲げて「この指と~まれ!」、簡単に指にとまります。
生まれたてのトンボは人を怖がらないのですが、小さな子供達は怖がっていました。
飛んでいるトンボを避けながら歩きます。
山頂付近のオンタデ。
でも、お花を間近で確認したことありません。
機会あればマクロ撮影してみたいと思っています。
森林限界を越えて生きる「オンタデ」の群生。
隣り同士の間隔を考えているかのようです。
☆ 那須高原ランチタイム
人気のレストラン ペニーレイン。
お庭のテラス席は、長い待ち時間が発生しています。
待ち時間の少ない建物内のテーブル席にて、チーズフォンデュ・パスタ・冷たいドリンクなどを注文。
↑ 1人では無理、2・3人でシェアしても良いかも。
※ レストランペニーレイン那須店 HP
午後は2班に分かれて別行動。
宿でのまったり留守番班と美術館・道の駅巡り班です。
私は留守番班、留守番と言ってもお洗濯などもあり多忙です。
24時間入浴OKの温泉に、早目に浸かり夕食は午後6時。
昨夜と同様、お料理は宿主さんの手料理。
美味しくお腹いっぱい完食しました♪
残念ながら2日目の夜は曇天、満天の星空は見る事叶わず。
早々と就寝。
つづく
帰宅後、体調を崩しておりました。
復調したとたん、また忙しくなり更新がままなりません。
でも、がんばりますので、またよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
返信が大幅に遅れてすみません。
茶臼岳は小学5年生はゴンドラに乗って登山。
中学生になると、那須岳の裾のキャンプ場からの登山でした。
当時、前から2番目の背の高さの私には、なかなかハードな登山でした。
季節の良い頃には、家族で那須のゴンドラに乗っていました。
懐かしい場所です。
栃木在住時の登山は那須岳と日光男体山だけです。
もう一度登りたいと思っていますが、たぶん今では無理っぽいです。
そうですね、また次に・・・と、思いもありながら、次は無い可能性のほうが高いように思います。
でも、出来る範囲でチャレンジしたいと思っています。
気温が下がった秋に里山へ降りて来るというのは
知っていても、こうやって本当に集団で居る所を
見る機会は殆ど有りませんので。
遠くに見える山も、実際に行ってみると近すぎて
実感が湧かなかったりもするものですが、
標高が違うので、やっぱり高い所へやって来た
という感じですね。
お天気ばかりはどうにもならず。私は昔から、
「これはもう一回来いというお告げだなw」
と解釈する様にしているのですが、歳を取って
来ると、「もう一回来れないかもな」という
風に、徐々に変わって来てしまっていますw