本2冊
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曇り空の大阪・・雨の降らないうちに買い物に~
大急ぎで鏡に向かい、短くなった前髪のせいで顕わになってしまったボサボサ眉に
カミソリをあてたところ、誤って半分そり落とし「おばはん麻呂」に
ひさしぶりに、去年買ったストライプのパンツをはけばチャックが上らず
なんか今日はついてないなあ~と思いながら、スーパーで買い物をしたんですが、
なんとなんとレジでお買い物合計ぴったし5000円
レジのお姉さんもあららーんって感じで双方にっこり
なんとなく気分チョワで、買い物カート付近の散乱していたカゴを
ふふ~んって感じで片付けたりして。
今さらながら自分の気持ちのの速さに笑えてしまいます
少し前に読んだ本ですが
「明日のマーチ」 石田衣良 著
勤めていた工場を派遣切りされた四人の若者が、野宿をしながら徒歩で東京まで行く
というお話なのですが、なんかあらすじだけでだいたいが想像できそうで
いまいち気持ちが乗らず、でも、図書館で予約してた本の中に混ざっていたので
読み出したのですが、さすがベストセラー作家
飽きさせず読者のこの先どうなるんだろう・・という気持ちを最後までひっぱる筆力は
すごいです。
読後感も本のカバーのように爽やかです
もう一冊は
「交換殺人には向かない夜」 東川篤哉 著
おもしろいとけっこう評判になった「謎解きはディナーのあとで」の作者ですが、
うーーん・・・
このあと超ネタバレですので、万が一、今読んでるのよ~って方がいらしたら
この先は読まないでね
登場人物の3人が同一人物だった って、あまりにアクロバティックな展開、
時間軸がずれるというトリックは想定内だったけれど、これってあんまりなんちゃうん
軽いユーモアミステリーだと思わせて実は本格物のトリックをちりばめるって作風なのは
わかっていたつもりが、まんまと騙されてしまいました 降参
くやしいので星つ
「謎解きディナー」の方はドラマになるそうですが、こちらは絶対無理だと思う
逆に 「明日のマーチ」の方は、ぜったい映像向きですね
ラストの マスコミを巻き込んで賛同者が増え一緒に歩く人達が何百人の行列、行進に
なるところなんか、「プリンセストヨトミ」並みのエキストラ軍団になるだろうなあ・・・。
もうひとつ、「明日の・・」から・・・
道々立ち寄ったスーパーで仕入れたレタスやハム、チーズをはさんだサンドイッチと
淹れたてのコーヒーで朝食をとる場面、「こんなうまい朝ごはんは食べたことがない」
と四人は感動しますが、
1日数十キロ歩き、もちろん夜はバタンキュー、美味しくないわけがありません
下は 6月末くらいにあじさい寺に行ったついでに立ち寄った
中村藤吉本店の平等院店でいただいたお昼ご飯です
冷たい茶そばにご飯と生茶ゼリイ。
歩き疲れてヘトヘトの身体にお茶ふりかけのご飯がむちゃくちゃおいしかった
人生で最高の「ふりかけごはん」でした
誰が 言った
か
空腹は
最上の 調味料
だと
トホホな五行歌・・・・・オソマツでございました
お口直しに その時に撮ったアジサイを~ (6月26日撮影)
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