家の近くの畑で仕事をしていたら、携帯に着信。
「○○です」なんて、言うので自宅を見ると手を振っている姿。
急いで帰宅すると「友達が鯛を釣ったから持ってきました」なんて。
発泡スチロールの箱を開けると、桜の名前に似つかぬ大きな鯛が入ってる。
スベルベママはあいにく二泊三日でお出かけ中。
窮余の一策とばかりに、隣のおとーさんに頼むことにして、鱗を引いて待つ。
外出先から帰宅し、我が家に直行してくださった。
便利ですねー。ご近所に現役の板前さんですよ。我が家のキッチンで捌きます。
慣れた手つきで、ササーっと処理する。50cmもある鯛で包丁が小さすぎる。
出刃は普通の大きさと、アジ割きとも呼ぶ小出刃があるが、大きなものも必要かな。
身を5枚におろし、頭と中骨は切って鯛の潮汁としゃれます。
なお、「引いた皮は、湯引きして美味しく食べられる」なんて新知識も教えてもらう。
さてと、一人での豪華な夕食と行きますか。とっておきの寒梅がお供です。
一人、春の宵に桜鯛で陶然とするのも悪くはありませんね。酔いが回り妄想頭を駆け巡る。
隣のおとーさんと半分ずつに分け、4分の1を近所のオジサンに分けたがまだ多い。
何と、翌朝・朝食も桜鯛の刺身定食!しかも、ビール付きという至福タイム!
なお、潮汁も桜鯛のサイズ並み。なんと、4食も食べ続けることになってしまったのでした。