畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大きな鯛が二匹(その3)

2024-04-25 05:13:10 | 食べ物
 さすがにプロは、骨が刺さった場合の処置も詳しい。
痛い目に遭って、スベルベは見学主体に。大出刃が小さく見えるほど大きい鯛です。

 取り出した内臓には、卵巣がありました。
隣のご主人曰く、産卵期に入った鯛は身が少し軟らかいのだそうです。

 そして、教えてもらったのが尾部に近い部分の骨にあるコブのこと。
荒海育ちの天然の鯛は、こんな風に骨にコブがあるのも特徴なのだとか。

 二匹ですから、さくが8本も取れました。
半身分のさく2本は、手数料として進呈。(焼酎のいいちこ一本付きで)

 我が家の業物の刺身包丁で鮮やかに皮を引きます。
感心して見ているうちに、全部引いたけれど「松皮作り」用に一本残したらよかったかな。

 当然ながら、大鯛は頭も大きい。兜煮などに使うけれど余すところは無い。
アラは一匹分を、これも手数料、お礼として持ち帰っていただきました。
           (続く)
コメント (3)
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