畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「宇賀地冬物語」ひなた来る!(その5)

2019-02-26 13:01:25 | 暮らし

 会場で仕事をしていたスベルべに「スズキチ」のマスターから着信。

「イベント今日でしたよね、家族でスキーに行った帰りですから寄ります」なんて内容。

 小さな娘さんたちが車内で睡眠中で、マスターと愛息の「イサム」君が会場入り。

早速揃って記念写真。スベルべの必需品でもある帽子は「たかのり」君とお揃いなようでした。

 

  さて、いよいよコンサートのスタートです。

司会からデュオの紹介を託されたスベルべは、何だか訳の分からない事を言ってしまったよう。

 

  少し心配していたのだったけれど、太陽が校舎の陰に入り日陰に。

でも、雪のステージの後方に下がると日が当たるという微妙なタイミングになってしまいました。

 

  そんな環境の変化もものともせずに熱のこもった歌声が響き渡る。

この、歌に合わせた特に「たかのり」君の柔らかく大きな動作は観衆をいやがうえにも引き付けます。

 

 最前列の10名近いお客さんはなんと前日の横浜でのライブからずっと追って来たという。

いわゆる「おっかけ」さえ、存在する魅力的なデュオなんですよ。歌はなおも続きます。

           (続く)

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連載187「じゃがいも」(その1)

2019-02-26 06:00:31 | 

 懐かしいマックスと種ジャガイモ。もうかなり芽が伸びています。

 

 山の上の畑は雪消えが遅いので、下の畑で種芋を仮植えして苗を作って植えます。

        じゃが芋(その1)

  父が畑仕事から引退し、畑を引き継ぐことになったがさて、それではなると何から手を付けたら良いのか分からない。

親が引き継ぐ間も無く急死し、困ったと言う話も少なくはない。

 しかし、存命中に手伝いで畑に出てもなかなか仕事は覚えられるものではない。

畑仕事に限らず、仕事はそんなものだが、自分が主になり責任をもってやらなくては覚えられないものだ。


 引き継いだその年も春先から先ずはじゃが芋から準備をしなくてはならない。

種芋は前年の内から注文してあった男爵とメイクイーン。それを見様見真似と言うやつで仮植えした。

肥料のやり方、土寄せの方法も手伝いから得た知識で間に合った。


 そして、7月も半ばに入り待望の収穫。見様見真似の素人の初仕事にしては上々の出来。

収穫量も満足のいくもので自分ですべての作業をして作ったジャガイモの味は格別に思えた。


 さて、何年か百姓、畑仕事を続け、ジャガイモを作り続けているとその種類にも、持ち前の好奇心が首をもたげる。

農業関連の雑誌、「家の光」「現代農業」の月刊誌に次ぐ季刊誌(その後隔月刊になったが)、

「野菜畑」などを読んでは新品種を知り、栽培の挑戦を繰り返すようになってきた。

           (続く)

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「宇賀地冬物語」ひなた来る!(その4)

2019-02-26 05:42:54 | 暮らし

 一種のアトラクションとは言え、始まったら負けたくない参加者たち。

踏ん張って、踏ん張って力強く引き続けます。

 

  年齢には関係なく男女別に人数を対等に振り分けたメンバーです。

 

  頑張れ「たかのり」。

 

  頑張れ「ぴろん」。おっとー、こけちゃいましたー。


 でも、向こうの雪のジャンボ滑り台に夢中の子供たちは綱引きには興味なし。

雪国の子供たちとは言え、普段表で遊ぶことの少ない季節の青空の下で歓声が響き渡ります。

         (続く)

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「宇賀地冬物語」ひなた来る!(その3)

2019-02-25 21:55:05 | 暮らし

 

 老いも若きも子供も全力の「雪上綱引き大会」です。

特に地域別の対戦にはせず、その場で左右の組み分けを行います。

 

  普通だったら雪に足を取られる会場です。

でも、前日に重機バックホウでしっかりと踏み固めてあるから大丈夫。

 

  どうですか、晴れ上がった空の下での綱引きって。

遥か彼方の山々、越後山脈、越後駒ケ岳も雪に光り輝いています。

 

  この綱引き大会にも急きょ参加をお願いした『ひなた』も快く会場に。

真ん中のコート姿はデュオのひとり「ぴろん」さんですよ。

 

 こちら側の真ん中には帽子姿の「たかのり」さん。

横浜でのライブからの帰りで、革靴姿でしたが急きょスベルべのスノーブーツに交換。

         (続く)

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「宇賀地冬物語」ひなた来る!(その2)

2019-02-25 12:31:09 | 暮らし

 リハーサルも兼ねた音響機器のチェックも無事に終了。

その後、二人は準備されていた控え室に。スベルべも呼ばれてはいり三人でしばらく時間を過ごす。

 と、思ったら突然「僕たちラジオ番組を持っているので、これから録音で良いですか」と切り出される。

インタビューと言うか、三人の野菜や畑に関するお話で、たちまち番組が1本完成!

 

  そして、参加を要請されていた雪上綱引き大会の参加要請にこたえて再び会場に。

子供たちの歓声に釣られて、大人たちも続々と集まり始めます。

 

  音響の専門家もいつも一緒らしく、親しい仲間と言う感じかな。

天候は崩れる様子は全く無し。後の心配はお客さんの入りですね。何回も駐車場を覗きに行くスベルべ。

 

  スベルべも荷物を運ぶ手伝いをしたけれど、重かった革鞄の中は何でしょうね。

実は、これは販売用のCDがぎっしり入った宝の箱のようなものでしたよ。

 

 さて、次のイベントの準備が始まりました。

ここまで、控え室でスベルべとラジオ番組の収録をしていた『ひなた』も出番です。

       (続く)

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