ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

朝日歌壇番外地の面白さ

2012-10-02 10:50:01 | 読書
 今朝の朝日新聞には朝日歌壇への投稿原稿から、番外地の紹介があったので流用してみる。実は
 小生も朝日俳壇には数回投稿したことがあった。しかし7年前に亡くなった幼馴染のY・H君は朝日新
 聞本社の編集センターに勤務していて、朝日新聞の歌壇や俳壇は全国的にも相当レベルの高い、な
 かなか作品が入選するのは難しいと言われて頓挫してしまった経緯がある。しかし毎週月曜日の歌壇
 や俳壇の作品は必ず読んでいる。

 今朝はそのうち歌壇に投稿された和歌の中から、選者が選んだ番外の作品が紹介されている。

 〇 「ひとり入るたびにザブンと湯の溢れ 檜の風呂に乳房十二個」 千葉育子さん
   6人組の温泉旅行、年配の分厚い肉のついた熟女たちを想像させる。何時も思うのだが生涯大学
   で一緒に学んだ、クラスメートの熟女たちの元気さには圧倒される。それにしても乳房十二個は凄
   いと選者が感心している。

 〇 「敬老会はぴんぴんころりを話題にし ヒレかつ重をみなで平ぐ」 上田国博さん
   たしかに老人の皆が、残された家族に迷惑を掛けたくないとぴんぴんころりは願望である。それで
   も高齢者の飲み会でも、飲み放題は必須であり、とにかく呑み続ける。まだまだ元気な老人が
   多いのである。   

 〇 「流鏑馬の射手は逸りて喚けども 急ぐでもなしやる気ない馬」 千葉迅太さん
   撮影会などでも良く取り上げられる流鏑馬の風景だが、射手も困っているのだろうが、馬の方が
   もっと困っている?。これではカメラの被写体にもならない。カメラマンたちも困った事だろうと思う。

 〇 「居酒屋へ自然と足の向く力 ニュートン知るや鰤大根を」 藤田恭さん
   帰宅途中に自然の引力の強さには逆らえない、酒呑みさんの歌であるが、ニュートンと洒落たあた
   りが面白い。鰤大根の美味しそうな感じが良く出ている。

 最後に選者は「朝日歌壇の番外地」のレベルも一段と上がって来ていると言う。( ^)o(^ )
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