流燕の思い出

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大丹倉(三重)

2022-01-09 21:07:03 | 日記
2022.1.7

どの道から行っても、細く厳しめの道中にある大丹倉。

場所は熊野市育成町赤倉となります。


林道終点に駐車スペースがあり、ここから大(裏)丹倉まで5分、表丹倉まで25分、カシノト道60分とそれぞれ分かれています。

まずは大丹倉に向かいます。

植林の間を進むとすぐに到着しました。



台地上になっている崖の上から切れ落ちた谷や山々・川を見下ろすことが可能で、更に3か所の違う岩場に行くことができました。

一番エグイのは右側の崖です。

大台ケ原の大蛇嵓に似た感じで、先に向かって斜度があり下ることが可能です。

ただ、大蛇嵓大きく違うのは、周囲に鎖場がなく誤って躓きコケたりしようものなら、かなりの確率で崖下にダイブすることになります。

さすがに先端まで行くことはできず、何度か後ろを振りかえりながら歩いたくらいです。

吸い込まれるという感覚より、引っ張られる感じがして非常に恐怖でした。

3連休で天気も良い状態であったにも関わらず誰一人おらず、もし落下しても永遠に誰も見つけられないでしょう。











一番岩場面積の広いのは左側です。

最初に怖い思いをしたため、すでに恐怖感が麻痺しておりのんびりできそうな場所といった感覚でした。








中央はそれほど広い場所ではありません。

何にしても絶景なのは間違いなしです。









昼時なので迷ったが、せっかく苦労して来たので次に表丹倉まで歩きました。

営業していなさそうな山荘横道路から登っていきますが、山の中を歩くハイキングコースという感じで、青いテープを見ながら進みます。

歩きやすい道が続き、表丹倉の手前はロープが張ってありますが危険な所ではないと思います。

表丹倉はそれほど広くなく、眺望できる方向は限られますが集落や遠くに雪のかぶった鈴鹿山脈?が確認できました。

もちろん絶壁で鎖もないが、恐怖感は少ないようです。











カシノト道のことは気になりますが、腹減りすぎたので帰ることにしました。




今自分がどういう崖の上に立っているのか、下から崖全体を確認したくなります。

写真では伝わらないので、高所が大丈夫な方はぜひ体感していただきたいと思います。


私、高所は苦手なほうです。









 

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