ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油ビジネスのカンフル剤

2010年09月28日 11時45分40秒 | Weblog
軽油税申告システムを構築していると、
職業柄、日本の石油流通の現実の動きがよく判ります。

石油流通ビジネスの業態は本当に多様です。

販売店(サブ店)の方が、よく「新仕切り体系」などについて話題にしますが、
「新仕切り体系」と云うのは、元売りから特約店に対する卸価格に関する価格決定メカニズムと云うか、
価格決定の仕組みの「目安」といったほうが判り易いような気がします。

最近では、掲示板などの情報で消費者までが、業転価格を知っている時代ですから、
消費者に原価が知れていて、しかも商品格差のないモノを販売するのは難しいとつくづく感じています。
サービスを良くすればコストがかかるし、
拡販戦略だといってタダでモノをくれていたら、商売になるはずもありません。

一時的なカンフル剤のようなもので、お客様を釣りあげてみても意味のない話です。

カンフルとは、オランダ語で樟脳(しょうのう)の事ですね、
楠木(クスノキ)から取れるのです。
龍馬伝で、岩崎弥太郎がクスノキの数を数えていました。
土佐藩はクスノキでひと儲けしたわけです。

なんも、関係ない話題でスイマセン・・・

お昼でも食べます。