原油価格が下落しています。
しかし、リテール企業にとっては、仕入れ調達価格に即時に直接反映するわけではありません。
系列仕入や業転仕入に依存しているわけです。
直接原油を輸入して精製し流通に乗せるにはそれなりの時間とコストが掛かります。
リテール部門としては、販売市況をどのように維持して頑張ることができるのかが最大のポイントです。
仕切りが下がるタイミングの方が利益的にはフォローの風が吹いていると思います。
こんな時には、
原油の下落を論ずるよりも自らの市況構築と維持に傾注することで収益向上が望めるわけです。
その意味では、踏ん張りどころですね。
販売動向ばかりに目が行っているss業者は、
こんな時こそ、社内管理コストを引き締めて利益確保を実現するタイミングです。
一般管理費のコスト削減が企業体質を強化させ同価格で売っても耐えられる経営強化となります。
全国の安値市況情報などに振り回されているようではだめですね。
経営的に必要な情報と全く意味のない不要な情報の選択が必要です。
その意味では、情報のリソース(資源)が問題です。
本日も軽井沢で、石油メディアの皆さんと情報交換会。
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