ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

充電ウィーク

2006年05月05日 08時21分10秒 | Weblog
部屋の窓を全て明け払うと5月の風が最高に気持ちよい季節です。
マンションの窓からは、遠くに見える新緑の山並みがきれいです。
この季節になると見慣れた景色も新鮮にみえてきます。

久しぶりに運動靴を履いて、散歩してきました。

ゴールデンウィーク明けからのスケジュールをこなすための準備作業を進めながらゆっくりと仕事をしています。



系列回帰

2006年05月02日 08時05分27秒 | Weblog
原油暴騰による消費者の「買い控え」で売上数量が落ちると石油業界リテール部門での販売競争も激化するのが過去のいつもの流れです。特に「店頭ガソリン販売競争」は今後泥沼となるはずです。

いままで「安売り」のボリューム販売に徹してきた業者はまるで災害時の難民のように一円でも安い玉を求めて右往左往する事になります。これは、昔から少しも変わらない現象です。
しかし、今回は「需給不安バランス」も加わります。期間も長引きそうです。タイトになれば売る商品がなくなる業者も出てくるはずですからリテールにおける淘汰が一気に進む事になるのでしょうか。

業転購入が主体の販売業者の価格に偏った掲示板などを見ると大変な騒ぎになっています。末端転嫁ができなければ自分で自分の首を絞めることになるわけですから今までのツケを一気に支払わされる時が回ってきたというのが現実なのでしょう。

こんな時にいつも言われるのが、「中間溜分」の強さです。
しかし、中間溜分はすでに大手業者の独壇場となっています。油外収益を確保しようとすると「押し付け販売」に嫌気がさした消費者は「セルフSS」に向かいます。実は、セルフで女性客が多いのは価格だけでなく「余計なサービスを押し付けられたくない」「断りにくい」という理由が多いようです。

元売販社系セルフSSの展開が急速に進むはずです。
しかも、今後の価格競争に対応した低コスト建設で低コストオペレーションです。
元売各社は本年度大幅な利益を計上していますから一気に「セルフ化」新設の設備投資攻勢に出るはずです。

厳しい見方ですが、どうでしょう?

原油価格大暴騰の影響

2006年05月01日 08時20分38秒 | Weblog
イラン問題はいよいよ混迷の様相です。核開発問題と絡み合い、石油が政治商品化してきました。アメリカとフランス、ロシア、中国などの政治駆け引きの材料となる可能性も見えており長期化しそうです。

今朝のニュースでもアメリカに於ける末端石油価格の上昇が大きな問題として取り上げられています。石油資源のない日本はより深刻な需給状況となるはずです。しかし、石油エネルギーの問題になると政府の報道規制なのか国内のメディアは「触らぬ神にたたりなし」の雰囲気で若干腰が引けているようにも見えます。

売上数量は明らかに減少しているようです。消費者の節約と「買い控え」が進むはずです。しかし、石油製品の単価は急上昇しますから販売業者の「売上高」は微増でしょう。販売数量が落ちれば当然、拡販競争は激化しますから粗利益率は低下します。追加運転資金が発生し石油販売業者の経営環境は最悪となり「死活問題」となります。

社内コストや徹底した流通管理によるコスト削減が求められます。しかし、中小零細業者ではすでにコスト削減も限界でしょう。コスト削減や省力化のためにもコストが掛かるのが現実なのですから。一定規模の条件を満たした企業であればこそ省力化や合理化のための投資が可能なのです。ここに経営格差の要因が発生します。

「勝ち組」はより強く、「負け組み」は撤退を余儀なくされるのが資本主義であるといえばそれまでの話です。

灯油配送ビジネスは、中小零細企業が地域で生き残るための生命線になるのかもしれません。

清王朝の康煕帝(こうきてい)

2006年05月01日 07時05分59秒 | Weblog
最近USENのPCテレビ[Gyao]をよく観ます。
特に気に入っているのが中国の長編歴史ドラマです。「康煕王朝」を見はじめたら「カッパエビ煎」状態で「止まらない」状況です。

最近の韓流ブームとか中国ドラマなど、映画はアジアが面白い。何しろ、一回が50分で50回分くらい掛かりますからいつになったら観終わることやら、かなりシリアスなドラマです。

皇太子の就任式に行った日本の侍のチョンマゲ姿の描写などや服装などちょっと笑ってしまう部分もありますが、同じアジア人でも風習や受け取り方もこんなに違うのも面白い。ゴールデンウィークにでもゆっくりと鑑賞することにしましょう。

どんな立場の人間でも、苦労するものだと感じています。たとえ偉大な帝王であっても苦労があるのですね、頑張りましょう。