ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

全国の有力石油業者

2010年09月10日 11時14分59秒 | Weblog
北海道遠征から帰りました。
車で青函連絡船に乗り込もうとしたら、函館市場のガソリン価格は低迷ですね、

帯広など内陸との輸送コストの違いかも知れません。
帯広は130円台後半でしたが、函館は120円台前半も散見されました
函館から青森に来たら120円を切った看板まで出ていました。
いかに市況商品とはいえ、大きな格差です。

北海道の灯油ビジネスは今後WAN構築による広域展開が中心となりそうです。
いよいよ「雪ん子」のネットワーク機能の出番です。

来週は九州へ向かいます。

全国の石油業界の名ただる有力業者を巡回中。




北海道の石油ビジネス

2010年09月09日 05時59分43秒 | Weblog
今週は北海道です。昨日は久し振りに車で日高山脈を越えました。
昼間でも気温20度、夕方は16度の世界では車の窓は開け放しでエアコン不要です。

仕事とはいえ贅沢な空間でした。
空気がうまい!

北海道ではどこの企業でも今年の冬に向けての灯油販売戦略の立案が真っ盛り。
すでに、当社のシステムユーザー様も多いわけですが、
地元ベンダーが開発したシステムなども多く、色々です。
OS環境の変化などもありますから、リプレイスの時期が到来しているようです。

北海道各地を巡回して感ずることは、以前より市況が安定しているような感じです。
ガソリン140円の看板も散見されました。

「●●石油さんのコンタミ事件の後に市況安定が見えてきた」という見方もあるようです。

そういえば、
昔、灯油納入時にも配送スタッフが数量を誤魔かしてマスコミに取り入れられた事件があったようです。
それ以来、ローリーとハンディ―POSの連動が流行したようですが、
最近ではそんな傾向も薄れてきたという事。
ようやく消費者の信頼を得られる環境ができてきたという事で、良い傾向ですね。

北海道の石油業界は灯油ビジネスがあるため経営に関する安定感が高いようです。
SSを廃業しても灯油配送だけで充分経営が成り立つという事です。

しかし、全体的には流通システムなどは遅れている傾向があるようです。
今後、大手では直売部門システムの拡充を図るところが増えてきそうです。

SS店頭POSなどと異なる
石油直売部門の流通ソリューションの分野では、本州の先端企業と比較して、
まだ遅れていると感じました。

仕事中に思い出が・・、涙です。

2010年09月08日 05時32分38秒 | Weblog
北海道を巡回中
昨日は車で気温16度の日高山脈を越えましたが、エアコンも不要で久し振りに快適なドライブでした。
家内に電話したら、高崎は38度という事です。

北海道では今年の灯油販売戦略はほとんどの企業で開始されているようです。
苫小牧、札幌、岩見沢、帯広から函館を巡回して帰る予定です。

ところで、北海道ではWRCのラリージャパンが開催されます。
札幌のホテルにはラリー車や関係者の顔が多いようです。

私は昔「チームやまびこ」というJAF加盟クラブのラリーチームを主催していました。
JMCの渋谷道尚氏やグループイレブンの五十嵐氏などとコース設定作業などもしていました。

「チームやまびこ」は、その後キャロッセ、クスコなどを立ち上げた、
あの故加勢裕二なども輩出したわけですが、
当時は、今は亡き、私の弟のナビゲーターとして参戦していたわけです。

ともに、群馬県の片田舎であるネギとコンニャクの下仁田町の出身です。

二人とも早くしてこの世を後にした天才だったと思います。
加勢は死んでもチームキャロッセは現在でもWRCにも参戦して世界中で活躍している事はすでにご存知でしょう。

昨日は、ラリー車を見たら二人が夢枕に立ちまして、
「アニキ、俺たちも出るからな・・」という事です。

スケジュールが取れれば久し振りにギャラリーとして観戦してみましょうか・・・・
懐かしい顔に会えるかもしれません。

昔のように、二人がニコニコしながら楽しそうに車を走らせている姿が眼に浮かんできますが、
涙でかすんでしまうかもしれません。

二人とも、癌で死んだのですが、
練習中に何度も二人でコースアウトして車を何台も壊して・・・・
死んだかな。。。と思うくらい激しいクラッシュが何度もあったのに、
二人は平気で崖からニコニコしながら恥ずかしそうに上がってきたものです。

こいつらは、どんな事があっても死なないと思っていましたが、
あんなに簡単に病に負けるとは・・・

弟が高校を卒業して数ヵ月後にFJのフォーミュラーを購入してレースに参戦した時には、
加勢と私はピットでサービスしていたのですが、何もわからなくて苦労したっけ・
今となっては、懐かしい思い出を語る仲間もいないのは寂しい限りです。

モータースポーツもゴルフも色々ありました。
その後、色々な人生を経て現在があります。

北海道の空の下、二人の冥福を祈りながら、
俺たちの弟子の活躍を観戦してみようと考えています。
今回は加勢の奥さんのKASE E RACINGで参戦しているようです。

ドライバーは大嶋 治夫。
彼も古い仲間です。

頑張れ!KASE E RACING!



よき「番頭さん」が必要な時代ですね

2010年09月03日 11時35分39秒 | Weblog
一概に、「SS運営企業」といっても業容や業態は多様です。
ですからそれぞれの課題も異なります。

石油流通ビジネスは元売や商社からリテール部門まで本当に裾野が広いですね

一番シンプルなのは1店舗だけで運営している企業でしょう。
家族経営なら言葉で表さなくても課題や問題提起に関することもスピーディーに済みますし、
いつでも思い切った事も言えるわけですから、
意思決定も速いという優位性があります。

コストダウンの手法も細かい工夫が色々あります。
極端な事を云えば、お父さんの晩酌のビールを2本から1本にしたり、
タバコが値上がりするから禁煙すれば「社内コスト」も下がるというわけです。

ところが、ある程度の規模の石油流通企業になると、固定経費がかかります。
特に「本社管理業務」のコストなどを想定しなくてはなりません。

中堅以上の企業で問題となるのは
社内に巣くう古手の「抵抗勢力」や「業務を囲い込んで」勤務時間を消費する、
年金団体の天下りのような社員が多くいるケースなどでしょう。

社長が躍起になって資金繰りや経営動向を気にしていても、
会社の目立たない部分で、ひっそりと静かに自分の仕事だけを囲い込み、
当面の課題など他人事のようにしているベテラン社員がいるわけです。
腹が立つので、リストラしたいが退職金をどうしよう・・・・
というケースもあるようです。

経営者としては、深刻な課題などが発生した時こそ相談したり一緒に対応してくれる幹部のありがたさが身にしみるわけですが、

最近は、そんな経営参謀が少なくなってきたようです。

昔から、よい番頭さんがいなければ、旦那も悠然と構えていられない訳ですが、
昨今の風潮ではそんな優秀な経営パートナーは少なくなりました。

そんなわけで、最近では基幹系業頭統合ソリューションなどの導入により経営情報や業務を統合して、
少ない人数でもスピーディーな情報処理を可能にするためのERPシステム構築が有力企業で盛んになっています。

受発注業務や流通管理体制、さらには、昨今の石油流通業務である新仕切り体系に対応するための「自社・油種別仕入単価」や「販売価格」の設定などにもスピーディーに正確に対応できる機能も搭載しています。
有力企業が本気で導入に取り組んでいる理由はそのほかにも多くあります。

今迄、ERP系ソリューションといえば非常に高価で、一般企業にとっては「高嶺の花」であった石油ビジネスソリューションですが、
最近では、導入価格も身近なものとなってきました。

システムはに人間のように感情を持たないで、
与えられた仕事は几帳面に忠実に絶対に忘れずに消化してくれますから、安心して任せられます。
過去のデータや現象分析、さらには予測まで即時対応してくれます。

仕事を囲い込んで、勿体ぶっている凡庸な社員に気遣いしながらお願いする必要は全くないわけです。

本当によく働いてくれます。

というわけで、「ペトロマスター」に対する注目度が高まっているわけです。

そんなわけで、経営者と合理化で利害相反する古株で概念が古い官僚的な幹部社員が同席する、
導入打ち合わせやシステムプレゼンテーションは難しくなりました。

省力化や合理化が進むと、自分の居場所がなくなる官僚的な抵抗勢力の抵抗もあるわけです。

そんな時、やはり、経営者の企業統治能力(ガバナンス)と資質が問われます。

システムに詳しい優秀な「番頭さん」が居れば意思決定や判断もスムーズにいくわけです。

しかし、番頭さん自体が古くて、時代にそぐわないケースもあるわけですから、
どこまで行っても、経営者も含め「企業は人なり」というわけです。


今年の冬の「灯油販売」対策はお任せ下さい

2010年09月01日 05時20分31秒 | Weblog
今日から九月です。
暦の上では秋ですが、真夏の陽気です。

今年の灯油販売戦略に関する企画が始まる頃ですが、
この陽気ですと、実感がわきません。

最近の灯油ビジネスはネットワーク構築による広域展開が増えており
CTIシステムを装備した「受注センター」の開設も全国各地で進んでいます。

「受注業務」と「配送体制」の充実は灯油以外のパトロール給油や潤滑油販売対策にも効果を発揮しており、
SSフィールドを飛び出して、色々なビジネス企画が生まれつつあります。

最近の灯油ビジネスは、地域リーディングカンパニーにより積極展開されているケースが多く、
灯油の先にある次世代エネルギービジネスを見据えた動きがあるわけです。

「雪ん子」の顧客管理機能は、灯油以外の油種や商品の配送にも対応できる機能を搭載していますから、
導入企業による工夫と創造性が次世代のSSビジネス展開に向けて動き出しています。

灯油販売戦略を中心とする新たなビジネスモデルをお考えなら、ぜひご相談ください。

「雪ん子」はすでに、灯油配送のためのツールだけでなく、多様な可能性を秘めた「顧客管理データベース」としての機能に注目が集まっています。