中国での共産革命をモデルとし、カンボジアに「地獄の黙示録」を現したポル・ポトは、虐殺者として国際裁判で裁かれました。
共産革命というのは単純に、金持ちや知識人を殺したり奴隷にしたりするコトで、その富を略奪して平等社会を目指しました。
毛沢東はこれを「絶対的平等主義」と呼びましたが、それは人民を絶対的に支配する方法であり、無理やり平等にさせられた人民は何の意志も権利もない操り人形にされました。
共産革命はそうした操り人形達の暴力性のみを解き放ち、中国ではカンボジアのおよそ十倍(2千万人)の金持ちや知識人が、虐殺されるか奴隷にされて死ぬまで虐待されました。
こうした「地獄の黙示録」は、党(ドン)に占領されたチベットやウイグル、モンゴルでも出現し、徹底的な社会と文化の破壊が行われました。
それに強く抵抗した東チベットのユーシュー地区では、男性をみんな虐殺する「断種政策」が取られ、女性はみんな奴隷にされました…
この中国の「地獄の黙示録」は、未だに国際裁判で裁かれていないので、ドンは大手を振ってまたそれをウイグルで再現しています。
アメリカはこれを「民族浄化」だと訴えて経済制裁を課し、日本もそれに追従したので日中関係は悪化しています。
しかし、神すらも「絶対的平等主義」の元で支配しようとするドンに対して、立ち向かったウイグル人達をこのまま見捨てる訳には行かないので、「Sun」の物語では彼等のジハード(聖戦)も描いて勝利させたいと思います。