佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

もりた真弓市議(花見川区)が一般質問を行ないました


 あぐい初美市議(稲毛区)の一般質問に続き、もりた真弓市議(花見川区)の一般質問のうち、公共施設のバリアフリーについて紹介します。

公共施設のバリアフリーについて
【もりた真弓市議】

 台風、豪雨、浸水、土砂崩れなど、予測不能な災害が相次いで発生するもとで、学校を始めとした避難所となる公的な施設は、十分な機能を果たすことが求められています。市内47カ所、概ね中学校区に設けられている公民館の果たす役割は大きく、地域の拠点として大いに利用できる施設であるべきです。
 昨年の台風災害などに見舞われた際、47館全ての公民館が避難所となり、そのうち、エレベーターが設置されていた公民館は13箇所で、建屋が平屋である公民館が12館、残り22館が必要性はありながら、エレベーターが未設置となっています。今後、市の施策でも避難所環境の整備で、公民館には太陽光発電と蓄電池を設置し、学校にはモデル的にスポットエアコンが導入されるなど、避難所環境を充実させる取り組みも始まりました。
 避難所として地域住民を受け入れる公民館や学校体育館などの公的な施設のバリアフリーに対する市の見解をうかがいます。

【総務局長】
 誰もが避難できる環境を確保するため、避難所となる施設のバリアフリー化は重要であると考えており、施設所管部局と連携して取り組みを進めていきます。

【もりた真弓市議】
 エレベーター未設置の公民館には、建替え時に整備するとしているが、全館整備まで何年かかるのか。災害時、避難者を受け入れるためにエレベーターの設置は必須ではないのか。おたずねします。

【教育次長】
 公民館の建て替えにあたっては、「千葉市公共施設見直し方針」や「千葉市公共施設等総合管理計画」を踏まえ、施設の必要性や周辺の公共施設の配置状況など、市全体の公共施設のあり方を総合的に勘案したうえで取り組んでいく必要があり、現時点では、具体的な年数をお示しすることはできません。
 公民館を避難所として開設するにあたっては、1階にある諸室を避難場所として割り当てるなど、避難者の受け入れに際し、ご不便をおかけすることのないよう、十分配慮していきます。

【もりた真弓市議】
 地方自治体のまちづくりの基本は「住民生活」をいかに支えるかということです。住んでいる場所で格差が生じることが無いように、歩いて行ける距離にある公民館は誰でも不自由なく利用できることが求められています。
 さつきが丘公民館にエレベーターを設置してほしいとの要望があります。個別の公民館のエレベーターの設置計画を立て、早急に設置することを求めるがどうか。

【教育次長】
 エレベーターについては、平成8年以降に開設した公民館および中核公民館に設置しています。既存の公民館に後付けで設置するには、構造上の問題や多額の費用を要するため、貸し出し用の部屋が2階にしかないなど、施設の状況を考慮する必要がある場合を除き、建て替えの際に設置することとしており、今後、個別の公民館の再整備に関する計画において検討していきます。

 幸町公民館のエレベーター設置まで長年、各会派から要望が出されて予算化された経過があり、公民館のバリアフリー化の観点からも、早急に整備する計画をつくることが必要です。次回は、かばさわ洋平市議の質問の概要についてお知らせします。

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