佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

せたな町の洋上風力発電を視察・調査




 寿都町の翌日は、せたな町の洋上風力発電についての視察・調査です。せたな町は、2005年9月に瀬棚町、大成町、北檜山町の3町が合併した町です。2016年6月末現在で、人口8,547人。水産業や農業が中心です。
 せたな町は日本で初めての洋上風車「風海鳥」があることで有名です。平成10年度に北海道助成事業として新エネルギー導入促進調査から始まり、NEDO共同研究・助成事業を経て、平成13年度に旧瀬棚町単独事業で、洋上風車環境調査を行なっています。
 現在の600キロワットの風車2基(デンマーク製)1,200キロワットは建設費用約7億円で、2004年度から運転が開始され、売電金額は年3,700万円(トラブルがなければ5,000万円)とのこと。しかし、設置から10数年経過していて老朽化やトラブルの発生によって修繕コストがかかるなど、あと2年で起債を償還した段階で、今後についての方向性を判断するそうです。

 民間事業者が参入し、今後も風力発電設備を導入するための風況調査が行なわれているそうです。

 写真上は、せたな町(旧瀬棚町が設置)の洋上風車「風海鳥」(かざみどり)、下は民間事業者が設置した2,000キロワットの風車です。

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