今日から一般質問が始まりました。質問のトップバッターは、中村きみえ市議でした。中村市議は防災対策と保育所について質問しました。
防災対策では、予防的防災の重視へ転換を図ることとして、宅地の細分化やミニ開発の抑制、防災基本計画の基本目標について新年度予算への反映、急傾斜地対策への改善策、木造密集市街地への対策を住民合意のもとで進めることを質問。基幹的防災インフラ施設中心から地域コミュニティの防災性向上への転換については、市民に身近な道路整備、防災備蓄の確保、狭隘地域での火災消化対策の検討について質問。「自助・共助」の思想から脱却し「住民の生命・身体・財産を災害から守る」という行政の責務を明確にすることについては、家具転倒防止金具の所得制限緩和、職員体制で保健師や消防職員等の大幅増員、災害時要援護者対策、津波対策、自主防災組織の結成・強化、ボランティアの仕組みについて質問されました。
中村市議から、「今回の質問を通じて防災対策が担当課任せで、全市的な問題として受け止めた構えになっていないと感じる。市民の命と財産を同時に守る立場を貫くべき」と求めました。
保育所の質問など詳しくは中村きみえ市議のブログで掲載されると思いますので、ご覧ください。
