今日も引き続き一般質問が行われ、日本共産党千葉市議団からは、あぐい初美市議(稲毛区)が登壇しました。
学校の樹木は、公共施設として積極的に緑化を行うことで、潤いのある緑豊かな景観の形成に寄与しています。入学式、卒業式の式典を演出するサクラや卒業生等によって植えられる記念樹、地域を見守るシンボルツリーなど、学校にはなくてはならないものです。
あぐい市議は、市内の小学校の校庭で児童が遊んでいる際に、木の枝が落下してきて当たりそうになったことや、小学校脇を歩いていた住民の前に枝が落ちてきて危なかったことなどの事例を示し、老朽化した樹木と管理状況についてただしました。教育委員会は「令和元年度の台風15号により、多くの学校で倒木が発生し、同年度に健全度調査を実施し、その結果、約1,600本が危険樹木、約1,000本が要注意の樹木と判定。学校用務員や造園事業者等による日常的な剪定・伐採、令和2年度から倒木等の恐れのある危険樹木の剪定・伐採を計画的に進めている」と答えました。
また、あぐい市議は「学校の樹木には名前を記した札が付けられていて、樹木の名前を知り、新たな知識を得たり興味を持ったりすることも多い。しかし、札が古くなって名前が消えていたり、付いていない樹木も見受けられることから、樹木の名前を調べて札を作り、札を付けることは学びにつながるのではないか。子どもたちの発想を生かした個性あふれるネームプレートがあると、より親しみが増すのではないか」と、ネームプレートの整備を提案しました。
教育委員会は「多くの市立小学校が教育の一環としてすでに取り組んでいるが、劣化している現状もある。各学校では授業等で教員が樹木の名前などを補って指導するとともに、必要に応じて、修繕や新たな設置を検討していると認識している」と答えました。
この他に、いきいきプラザ・センターの利用者を増やす取り組みと、老朽化している稲毛いきいきプラザの改修、いきいきセンターの増設について。自衛隊については各区区民まつりでの展示内容の問題点、自衛隊員募集のための18歳と22歳の名簿提供問題、千葉市における「重要土地等調査法」への見解について質問しています。
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