オバマさんは、自国の金融危機による経済破綻から、経済を再建させなければならない課題があります。「市場」については、「監視がなければ抑制がきかなくなる」として、金持ち優遇策や新自由主義の経済政策には一線を画す立場を強調しています。
ブッシュ前政権から持ち越されたイラク・アフガン問題、地球温暖化問題、核兵器問題など、国連を中心にした解決が求められます。「米国が新たな平和の時代を導く役割を果たさなければならない」と、イスラム世界との間の相互の利益や尊敬に立った関係を築く考えを示していることに、外交でも「チェンジ-Change」を貫く姿勢がうかがえます。しかし、これまでの力(軍事力)による政策を維持させるなら、アメリカはますます孤立を深めることになるでしょう。
日本との関係にもチェンジを。米軍再編や自衛隊の海外派兵を押し付ける立場を変えて、「日米同盟の強化」から「対等・平等の日米関係」への転換を期待したと思います。
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