議会最終日に、自由民主党千葉市議会議員団の中島賢治議員ほか34名から、議員の期末手当を引き上げる条例の改正が提案されました。日本共産党千葉市議団を代表して、中村きみえ市議・幹事長(花見川区)が反対討論を行いました。こちらも全て掲載します。日本共産党以外にも日本維新の会の会派や無所属の一部の議員が反対しました。自民、公明、立憲民主・無所属などが賛成しました。
日本共産党千葉市議会議員団の中村きみえです。会派を代表して、発議第14号・千葉市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について、反対する討論を行います。
この議案は、千葉市人事委員会から職員の給与に関する勧告がされ、期末手当・勤勉手当が引き上げる条例が出されたことによって、議員の期末手当を4.5か月から4.6か月に0.1か月引き上げようとするものです。
昨年も0.1か月引き上げをし、今年も0.1引き上げようとしています。その結果、議員一人当たり92,400円、議長111,600円、副議長100,800円引き上げをすることになります。
先の総選挙では、賃金を増やしてほしい、物価高騰で食料品も値上げして買い控えせざるを得ないなど、暮らしを良くしてほしいという声が切実でした。市内の飲食店も閉店したり、またリフォーム関連の会社も倒産し、家族を抱えた社員は、途方に暮れるなど深刻さを増しています。政治と金の問題が大きな批判を浴びているさなか、税金の使い方が問われています。地方自治体の千葉市議会で議員の期末手当を引き上げることは、市民感覚に照らしても引き上げるより市民本位に暮らしを応援するために活用すべきです。
よって、今回の条例で議員の期末手当の改定はするべきではないと申し上げ、反対討論とします。
最新の画像もっと見る
最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事