今日は、本会議での議案質疑。私が登壇し、一般会計補正予算と条例案、一般議案について質疑をおこないました。そのいくつかを載せたいと思います。１つは、千葉市が発注した工事に係る収賄容疑で前市長が逮捕・起訴されたことを受けて、入札制度の運用状況の調査、改善に関することを検討する委員会・千葉市入札制度検証委員会の設置についてです。検証委員会の構成は、外部委員（弁護士・公認会計士など）と職員となるとのことで、委員会は非公開ではありますが、議事の要旨についてもホームページ上で公開していくとのことでした。私からは、市長が市長選で掲げたマニフェスト、「事件は何が問題だったのか。他にないのか。徹底的に調査する」からするとトーンダウンしているのではと指摘し、この間、問題となっている前市長の収賄容疑に係わる入札等についても、委員会で調査するよう求めました。
２つめは、千葉市職員退職手当支給条例等の一部改正についてです。これは、国家公務員退職手当法が改正されたことに伴って、退職後、在職期間中の懲戒免職処分に相当する行為が発覚した場合、手当の支給制限や返納の制度を設けるとされています。千葉市は踏み込んで市長等の特別職についても含めることになるようです。私からは、鶴岡前市長の退職手当についてはどうなるのかという質疑をし、鶴岡前市長に、すでに支払っている１期目の支給分については、有罪（禁錮刑以上）となれば返納の請求を行うとのことです。では、無罪となったら支給され、受け取るのでしょうか。仮に支給されるとなれば、理解は得られません。市民のみなさんや多くの方々の信頼をなくしたのですから。
明日、常任委員会が行われます。各常任委員会で、補正予算や各議案について議論がされますので、ぜひ傍聴を。
