伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ61…赤城 ウルトラセブン

2009-04-12 22:05:03 | 言いたんく

 今日は群馬県は赤城へ出かけた。
 仕事がらみではあるが、旅には違いない。
 途中で登山があるが、筑波山よりも楽だというので余裕のゆきたんくであった。

 話は飛ぶが、ウルトラセブンはご存知のことと思う。
そう、ゆきたんくの幼少の頃に頭の隙間を埋めていたウルトラ6兄弟の次男にあたるお方である。

 そのウルトラセブンに変身するのがウルトラ警備隊のモロボシ・ダン隊員である。
怪獣や宇宙人のために、地球ピンチに陥った時に、ウルトラアイをメガネの様にかけ変身するのである。

 ある回で、冬山にパトロールに出かけたダン隊員が変身しなくてならない状況に追い込まれた。
 ところがウルトラアイを雪山の中になくしてしまったのである。

 腰まで雪に埋もれながら、目の前の雪を手で払い、ウルトラアイを探すダン隊員。
それを見たゆきたんくは、子供心のままに絶望という熟語の意味を知ったような記がした。

 そして、そのまさかの状況に陥ったゆきたんくである。

 地蔵岳を職場の仲間と登り始めた時は、少し息が上がるくらいの快適な登山であった。登山道の途中に有刺鉄線が張ってある狭い所があった。デブのゆきたんくは体を切らないように注意して通り抜け、一番大変な所をクリアーした。

 そこで登山の2/3の行程は過ぎたのである。
 あと少しで頂上だ。頂上で大沼を見ながらコロッケを食べようと右手ににぎりしめたドライブインの袋を見ながら顔が緩んでしまうゆきたんくであったが・・・

 そこからがウルトラセブンであった。


ゆきたんくセブン、ロケ現場である。
頂上の手前200mくらいのところである。
少しずつ雪が減ってきた感じだ。
やっと写真を撮れる状況になったのだ。

 一歩一歩に時間がかかること。
 先に歩く仲間2人は見の軽い女性である。
 その彼女らが雪に足をうずめながら進んでいた。
 膝まで雪に埋もれてしまうので草の生えている所を頼りに進む。
 つまり登山道からはコースアウトの形になるのである。
 ゆきたんくも彼女らの足跡を頼りに歩を進めるが、ゆきたんくの体重は支えきれずに膝どころか脚の付け根まで潜ってしまう有様だ。
 途中では両足がうまり、手で支えれば手が方まで潜りと、スキーで新雪に突っ込んでしまった時のようである。

 結局、靴の中はビチョビチョ、ジーパンは膝から下がドロドロ、体は汗だくの状態で通常の3倍の時間をかけて頂上についた。

 こんなにきつい登山は初めてだった。

 そう蓼科の3倍はきつかったなぁ。


地蔵岳頂上から見た大沼(おの)
凍っているのを見ることができた。

地蔵岳

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ村Ping

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/okr7t7fen957