昨日あった彼女に興味を抱き、ストーカーになった。
動きが鈍い分、しっかりと撮影できる。
もっと気温が高い時期だったらば、飛んで行ってしまっただろう。
1枚目は後ろからだったので、前からの撮影を試みる。
歩はのろいが、着実に進んでいる。
下向きということは逃げているのだろうか。
小さな子供がやってきた。
「あ~、カマキリだ~」
すぐに2~3人集まる。
さすがにゆきたんくもその場所を譲る。
その間、10秒くらい。
子どもたちがいなくなり、再び先ほどの場所に目をやる。
カマキリはどこにもいなかった。
うん、ゆきたんくには命の恐れを感じなかったんだな。
近づくゆきたんくに、逃げる気配なし。