うん、こんなことってあるんだ。
昨年8月の旅行の話である。
行きたい所があって、いつもお世話になっている旅行会社に依頼した。
仕事はきっちり、済み済みまで行き届いている会社である。
2023年8月14日の14時45分のことである。
やっと着いたね。
ゆきたんくはモーツァルトの生家。
女房はモーツァルトが17歳(だったかな)の時に移り住んだ家の見学。
その女房のお目当ての家の前に着いたのだ。
モーツァルトの家。 → Map
現在は博物館になっているようだ。
かねてより(2か月前には予約していた)用意のチケットを出す女房。
しかし、入口は閉まっている。
営業時間は休日無しの9時00分~17時30分だ。
予約チケットである。
「開いてない。」
「やってない。」
運転手のN氏が、調べてくれている。
やっていないという結論。
N氏には考えがあるようだ。
困った・・・
その後はゆきたんくの番だ。
ザルツァハ川を渡り、旧市街に向かう。
そこでN氏の交渉が始まった。
6か国語を操るN氏。
ドイツ語での交渉。
かっこいい、自分がそれだけ話せたらなぁ。
まぁ、努力してないからね。
「OK!」
そう、安くない入場料である。
モーツァルトの「家」の分を「生家」に充ててよいかという交渉だったのだ。
女房と二人で、36℃の気温の中「生家」堪能した。
中は迷路のようだった。
入口から入って入口に戻ってしまったが、途中いわゆる順路の途中にあったドアが閉まっていたからだと思う。
そのせいで、モーツアルトの愛用したピアノを見るのを失念してしまったのだ。
まことに残念である。