イギリスの中でも好きな町の一つにオックスフォードがある。
大学が連立する都市部も素敵だが、少し外れた田舎も魅力的である。
その中にしっかりとした存在感を見せているのが、シップトン・オン・チャーウェルにあるシップトン・マナーである。
現在は大企業に発展したヴァージン・グループ創成期のレコード業を支えたマナー・スタジオだった。
1995年に人手に渡ったので、現在はプライベートな建物である。
シップトン・マナー(旧ヴァージン・マナー・スタジオ)
上写真の左側に見える道路を先に進むと、マナー・ハウスの裏手にある、ホリークロス・チャーチに着く。
さてもかわいい教会で、シップトンの方々のお墓がある。
そして、町紹介のホームページにもトップページの写真に使われる教会だ。
ホリークロス・チャーチ
この教会を右手に見て、先ほどの道の延長を進むと、オックスフォード運河にたどり着く。
そしてその場所がオックスフォード・カナルというナローボートの乗り場になる。
ナロウボートというのは、18世紀から20世紀に渡って荷役運搬のために使用されたボートだ。
現在では、狭い運河の観光用ボートのことをさす。
オックスフォード・カナル乗り場 この日(2011.12.28)は休みだったようだ。
そしてこの旅で溶けなかった謎が一つあったのだ。
ちょうど、このカナルを散策していた時に、ふっ空を見たら「十字」の光が見えたのだ。
言葉では分からないだろう。
十字の光
何だろう。
ゆきたんくにとってオックスフォードで一番好きな場所で、それも教会の近くでこの十字。
人工的な光が、たまたま頭上で交差しただけなのか。
自然の妙なのか。
単なる偶然か、意図的なものか。
愚かな人間には分からないものなのかもしれない。