57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

ロシアの人と走りました!

2017年11月11日 | 目指せ!最速ラップ
11/7日、久々に神戸スポーツサーキットへ。


10月中は体調を崩して、ほとんど寝たきり。足腰弱りますね。
サーキットに着くと、まずは休憩室、兼、ロッカールームへ。
ここにはレンタル用のヘルメット、グローブ、プロテクターなんかが、ずらっと揃っています。
いつものようにその部屋に入ると、
あれまぁ~、なんと、珍しい。
外国の方、お二人さんが走りに来ていました。
顔なじみのスタッフ、Sさんが、カタコトの英語で、う~ん、などと唸りながら、カートに乗る手順と走行時間について説明していました。

この日はバイクも走りますし、キッズカートも走る時間帯があったのです。それらを説明しています。
僕はニヤリとしながら、カートに乗る準備をします。
この日のために、お手製シートも持参しました。


まあ、せっかくなんで、わざわざ海外から、神戸市西区のサーキットに来られた、ガイジンさん、二人に話しかけてみました。

「どっからきたの?」

ちなみにこれもカタコトの英語です。

「オレタチ、ウラジオストックダヨ!」

「Oh~! ベリー、コールドなところから来たんだね」

二人はロシアの人でした。
僕がプロテクターをつけたりしているので、
「おっ、お前も走るんだな」という感じで、向こうも話しかけて来ます。
「オマエ、体重何キロ?」
僕はカートで速くなるために、ちょっと減量していました。
まあ、それでも
「ウ~ン、ゼブンティファイヴKgぐらいだよ」というと、
ちょっと太った方の人が笑いながら

「オレノホウガ、オモイゼ! 90Kgダ。ハハハ!!」

そこで僕がちょっと自慢げに
「アイ、トライ、ディス、サーキット。マイベストラップタイム、え~っと、シックスティファイヴ、セカンドなんだよ」

ぼくが65秒で走ると聞いて
いきなり二人の表情が変わりました。
ちょっとマジな雰囲気。

「Oh~! ユー、ファーストね!!」

いやいや、なにをおっしゃいます、と僕は、日本人の美徳、お家芸、であるところの『謙遜』を披露します。
そのあと、いよいよサーキット走行へ。
僕は1号車に乗ります。
トランスポンダーも取り付けて、準備完了。


やっぱり、一人より、グループで走るのは楽しいですね。
この日は、ベストラップ1分05秒でした。


風邪をこじらせて、三週間ほど寝たきり生活を送っていた割には、自己ベストとほとんど変わらないタイムが出せました。
ほぼ自分の走行ラインが、安定して来ているんだなぁ~、と、ちょっと安心しました。
それでも体はフラフラ。結局たった6、7周するだけでピットイン。
久々の横Gで、もうぐったり、(レンタルカートとはいえ、その横Gはバカにできませんよ。肋骨をポキっとへし折るぐらいの力がかかります。そのためにプロテクターを身につけるのです)
そのまま走行終了となりました。
三人のラップタイムを、Sさんがプリントアウト。
なんと、太ったロシアの人が『59秒』を出していました。

「オーマイガー!! ユー、ベリーファーストじゃないか!! スゴイデスネ」
と僕が褒め称えると、
「おいおい、そんなに持ち上げるなよ」と向こうもニコニコ。
記念にと思い僕は
「テイク、ウィズ、ピクチャーOK?」
「OK,OK!!」
というわけで記念撮影。ハイチーズ!



言葉なんて、大していらないですね。
サーキットで一緒に走れば、もう『トモダチ!!』デスヨ!

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連続10周にチャレンジ

2017年07月02日 | 目指せ!最速ラップ
さて、今回はレンタルカートで10周連続走行にチャレンジです。



みなさん、レンタルカートに乗り始めた頃、
「おもしろい!!」
とハマっちゃった人は、いきなりその場で20周、30周しちゃうんですね。
でも、タイムは意外に伸びないことも。
で……。
2回目の走行は、一ヶ月以上、間が空く。
また30周ぐらい走る。
でもあんまりタイムは伸びない。
僕はビンボー人です。
何十周も走行できるお金がありません。
当然、制約が多いわけです。
しかも、子供の頃から
「根っからの不器用」ときている。
ちなみに僕は「自転車に乗れません!!#%$&🌟!」

そんな僕が1980年代、空前のバイクブームの中、中型自動二輪の免許を取ったのです。

……マジか……。

まあ、どれほどの悪戦苦闘したかはご想像ください。

そんな不器用な人間にもいいところがあります。

不器用を自認しているので、人より何倍も「考えて・努力」します。

レンタルカートでも、僕は考えました。
①サーキット走行は1週間に一回。
②走行は2つのスティントに分ける。
③各スティントは5周だけ走る。

僕はこの方法で、
2分40秒かけてコース一周したところから、1分5秒台まで、なんとかたどり着きました。
そして今回、僕が目指す10周連続。
それは、この1分5秒台を、10周連続、維持できるのか?
それを確かめたかったのです。
***
さて、前置きが長くなりました。
6月2日に神戸スポーツサーキットで10周連続にチャレンジ。
その結果がこれです。
気温は26℃


ベストラップは1分06秒441でした。
タイヤが温まった、2周目以降、1分07秒から、1分06秒と安定しています。
プリントアウトしてくれた、オフィシャルのSさんは
「おお、アマミヤさん、安定してきてますよ。いい傾向ですね」
もう、毎週のように通い詰めているので、顔も名前も覚えられちゃいました。
なお、この日は、Sさんの計らいで、
「アマミヤさん、新車のりましょう!!」


実は……
内心……
「新車はタイム出ないだろうなぁ~」と複雑でした。
まあ、案の定でした。
1分5秒台は、この日、一度も出ませんでした。
でも、卸し立て、ピッカピカのビレルN35に乗って、サーキットを走るのは気持ちよかったですよ。




ありがとう! Sさん!

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目指せ! 最速ラップその④

2017年06月27日 | 目指せ!最速ラップ
ところで、最速ラップを目指す僕としては、ラップタイムは正確に測って欲しいのは当然。
(昔はねぇ、ストップウォッチを手動で押していたのですよ、ああ、懐かしい我が青春の80年代)
これからカートを始めてみたい、と言う方のために、
今日は、まず21世紀のハイテク計測システムから解説してみましょう。

🌟トランスポンダー
なんてことはない、ただの黄色いプラスチックケースに見えるんですが。
これが、トランスポンダーです。(略してポンダーと呼ばれてます)
コースインする前に、カートに取り付けて走ります。


検索で調べたら、電波を中継する器械だそうです。
サーキットには何箇所か、磁気を発生させるポイントがあり、そこにポンダー
をつけた車が通過すると、反応して、コントロールタワーに信号を送ります。
これによって、昨日カートを始めたばかりの初心者でも、正確無比のラップタイムが測定できる、という仕掛け。
その精密さ。
なんと1,000分の1秒単位。
自分のラップチャートを見る気分は、まさにF1レーサー。
ちなみに、レンタルカートを卒業して「マイカート」を所有している方の多くは、
ハンドルに「ラップタイマー」という測定器を取り付けてますね。


見かけは可愛く見えるカートなんですが、こういったハイテク機器を取り付けると、もはやスーパーGTやformula carとなんら遜色ありませんね。
***
🌟5月23日の記録
この日の神戸の予想気温26℃
このあたりから、気温にも注意するようになって来ました。
できれば路面温度が上がる、午後2時ぐらいに走りたかったんですが。
第一スティント走行前、ヘルメットやグローブなど、装備一式を身につけ、スタッフの方に計量してもらいました。
装備重量80Kg
……。(+х+)
言われなくても分かってます。
ダイエットせなあかん。
レンタルカートのレースでは装備重量70Kgが標準です。
神戸スポーツサーキットでは、お昼休みはレンタルカート専用の走行時間帯。
その終了間際に乗り込んだのが3号車。
すでに他の方が乗っていたらしく、エンジンがやけに軽く吹ける感じ。ただ、ブレーキはちょっとスカスカするなぁ~。
やや不安を抱えながら、とりあえず行ってみよー! とコースイン。


なんと、でました。
アッサリと。
1分05秒729
自己最速タイム。ついに1分5秒台までたどり着きました。
うれしい~!!
ありがとう3号車!!

🌟第二スティント スピンの練習

第一スティントで、自己最速タイムが出たので、第二スティントは、ちょっと余裕。
ためしに冒険します。
コーナーを攻めてまいりますよ!!
車は16号車にチェンジ。



エンジンの吹けはまずまず。
1コーナー2回スピン、と書いてありますが、正確には2コーナーで2回スピンでした。


僕がダンロップコーナーと呼んでいる4コーナーで1回スピン。
キッズ達は鼻歌気分で、このコーナーをシュンッ!!と駆け抜けてゆきます。

更には、前から気になっていた「空気力学」を試して見ます。
最終コーナーは、ノーブレーキ、そしてアクセルはオフ。
リアタイヤが滑ってる。
ピットウォールが目の前に迫る!
めっちゃ怖いですぅ~!


(この最終コーナー攻略法は、キッズの神戸チャンピオン、中村海斗くんに教えてもらいました。ありがとうねチャンプ!!)
そしてコントロールタワー前のストレート。
アクセルベタ踏み。全開。
ここで空気抵抗を減らすぞ!!
と「前傾姿勢」を試して見ました。
しかし、あんまりストレートスピードが伸びないなぁ~。
ひとつ課題をクリアすると、すぐ次の課題が、
『とっても具体的に』目の前に現れる。
それをまたクリアしようとチャレンジする。
たかがレンタルカート。
されどレンタルカート。
紛れも無い純粋なモータースポーツ。
ああ、楽しい。
だからやめられない、止まらない。
次は連続10周へチャレンジです。

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目指せ! 最速ラップその③

2017年06月25日 | 目指せ!最速ラップ
5月1日から四日連チャンで、神戸スポーツサーキットへ通い詰めた、そのあと。



僕は、自分の一ヶ月のお小遣いを、ジャブジャブ注ぎ込んでしまったことにようやく気がつきました。
浅はかですな。
わたくしのような『物書き』というのはねぇ、皆さん、聞いてくださいな。
イコール『貧乏』を意味するのですよ、フフフ。
まあ、マトモな人は僕のような真似はしないでね。
さて、財布の中身をしげしげと眺めた挙句、僕は僕なりに、サーキットでの『走行プラン』を立てることにしました。
神戸スポーツサーキットの場合、エントリー料金が¥1,000-
僕はすでに会員になっているので、コース一周につき¥150-です。

**料金表はこちら***

そこで一回の走行を¥3,000-以内で納めることにしました。
これなら毎週1回通っても、一ヶ月の費用は¥12,000- から ¥15,000-まで。
これならそこそこリーズナブル。
まあ、そんな、こんなで、翌週再びサーキットへ。

🌟5月11日の記録です。



おお、安定してきてますね。
1分11秒台を連発。
しかし、やはり、1分10秒の壁は厚いですなぁ~。

🌟5月17日の記録
前回からかなり”セコく”走るようになってきました。
前後二回の「スティント」
(初心者には生意気な用語ですなぁ~)に分けて走るようにして見ました。
神戸スポーツサーキットでは、コースインの1ラップ、およびピットインする周の1ラップについては課金されないのですよ。
これは美味しいぞ、フフフ……。
つまり5周分の料金で実質「7周」できるのです。
とニンマリしながらコースイン。



すると、驚きの結果が……
第一スティントですでに1分10秒の壁を突破!!
第二スティントで、今までの最速1分07秒819がでました。
やった!!
出来過ぎ!!
と、喜んだのも束の間。
自分としては、1分10秒の壁を乗り越えるのに、もう少し時間がかかるだろう、と予測していたのです。
まあ、ボチボチ走って、出来れば、1分9秒ぐらいを出せれば儲けもの、と思っていました。
ところが予想だにしない
「1分7秒」
なんて、大それたタイムを出してしまったものだから、その後が大変。
今度は目の前に
『1分5秒』という巨大な壁が早くも現れたのです。
おいおい、もうちょっとのんびり楽しませてよ、と言う心境です。
さあ、どうしましょう?
タイムはこのあと縮むのか?
次回へ続きます。

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目指せ!最速ラップその②

2017年06月24日 | 目指せ!最速ラップ
5月1日に人生初カートを体験した後、ぼくはその面白さに、見事なほどハマってしまいました。
このあと、5月4日まで四日間、連チャンで神戸スポーツサーキット
に通いつめることになります。
その走行記録を公開します。
マシンはビレルN35 
エンジンはYAMAHA MZ200仕様です。


🌟5月2日の記録


初日最速ラップは1分23秒829
二日目は1分18秒に短縮。
まあ、この辺りは、徐々に慣れてきて、ストレートでは、アクセル全開ができるようになりました。

⭐️5月3日の記録
走る前は1分15秒が出せれば上出来と思っていましたが……。


なんと! 予想を上回る1分12秒239。
しかも、1分12秒台を連チャンしちゃいました。
自分でも「嘘でしょ?!」と思いました。
運動神経の鈍い僕としては、信じられないほどの上出来。
しかし、
すぐ目の前に1分10秒と言う
『大きな壁』
がみえてきたのです……。

🌟5月4日の記録


この日は夕方17時8分にコースイン。
ひんやりしてました。
そのためかタイム伸びず。1分14秒台。
ただ「ひんやりしてる風」を感じるられる、ちょっとした「落ち着き」が出てきたのも事実なのです。
更に、この日僕は、人生初の

『スピン!!』を体験。

それも書き込みにある通り、コーナーをアクセル全開で攻め込んでのスピンでした。

「ああ!! こうすると、スピンするんだ」

「タイヤの限界って、こんな感じなんだ」

これは本当に大きな収穫でした。

レンタルカートは本当に馬鹿にできません。
『走る・曲がる・止まる』の基本を五感で感じ取ることができます。
しかも
『安全に』です。
これはとても重要なことです。
***
一般公道を走る車で『スピン』なんて体験できるでしょうか?
素人がそんなことやれば、あっという間に人身・物損事故。
ひどい目にあいます。
実際、僕は過去二度、仕事の最中に人身事故を体験しています。
相手側へのお見舞い、ご本人やご両親へのお詫び行脚や、補償交渉、警察へ出向き、免許停止処分、確か、交渉がこじれて簡易裁判所へも行ったような記憶が。
そして会社に帰れば上司からの非難の嵐、仲間の冷ややかな対応。
今思い出しても鬱陶しい……。
***
それに比べて、サーキットで歯を食いしばって走る
その清々しさ、
そして、なんと安全なことか。
スピンしてコースアウトしても、ランオフエリアがあり、タイヤバリヤーなど、安全対策がしてあります。サーキット走行中はオフィシャルが見ていてくれる。
さらにはレンタルカートは、
「ぶつかるのは当たり前」
を前提に設計されています。前後左右のカウルの外側に、さらに樹脂製のバンパーがぐるりと取り付けられています。


レンタルカートをサーキットで走ることは紛れもなくモーター”スポーツ”
スピンやコースアウトも自己責任。
僕はそこにスポーツとしての清々しさ、心地よい爽やかさを感じるのです。

ちなみに神戸スポーツサーキット、ビレルN35のコースレコードは55秒306です。
道のりは遠いですな。
まずは目の前の1分10秒の壁。
これを乗り越えるべく、ぼくの悪戦苦闘はつづきます。
次回をお楽しみに!!

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