さあ6月28日のSL神戸シリーズ第2戦、SSクラスをレポートしていきますね。
いつも取材でお世話になっている中村海斗(かいと)くんに注目してみましょう。
写真、中央の男の子ですよ。
レース当日、ボクはお昼休みのころ、神戸スポーツサーキットに到着。
手前の建屋は車検場です。ここでレース終了ごとに車検が行われます。
サーキットに着いて、まずボクは、コントロールタワーの1階掲示板に向かいました。
レース結果が順次張り出されるのです。
午前中のタイムトライアル、および予選ヒートの結果は……。
まずはタイムトライアル。
おおっ、中村海斗くん、トップタイム!! さすが、やるね!
ボクは2017年から、中村海斗くんの走りを見てきています。
彼の速さ、そしてドライビングのスムースさ。その非凡な才能からすれば、
驚くことではありません。
(なお、54秒台のタイムから、ウェット路面であったことが分かります。ドライだと45秒ぐらいです)
予選ヒートは海斗くん、ポールポジションでスタート!
ところが、ここで……。
予選ヒートでの海斗くん『DNF』という結果。
「えっ、マジか!😰」
これにはびっくり。
『DNF』はDid Not Finishの略ですね。
レースの最後まで走れなかった、途中棄権した、という意味です。
『こりゃ、なんか、あったぞ!?』
ボクは急いで、テントに向かいました。
いつも取材でお世話になっている中村さん、横山さんファミリーのチームパドック。
「海斗くん、災難だったね、何があったの?!」
と声をかけると、赤い帽子の海斗くんママ。笑いながら、
『チェーン、外れたんです』とのこと。
わおっ(゚ω゚)😲
テント内では、海斗くんパパが、慌ただしく、作業中。
それでも、海斗くんママの、にこやかな笑顔で、深刻なトラブルではなさそうだ、と思いましたね。
前回ご紹介した、横山あきとくんの決勝レースに向けて、海斗くんもそばに付き添う余裕がありました。
下の写真、ヘルメットをつけたあきとくんの、向こう側が中村海斗くん。
さて、SSクラス決勝レースの時間となりました。
グリッドにカートが並びます。オフィシャルから説明。
ここで、カートレースを初めて見るという方のために。
カートのレースは、ドライバーの年齢や、エンジンの排気量などでクラス分けされています。
SSクラスは、エンジンはヤマハ空冷2サイクル100ccエンジンのワンメイク。
タイヤもワンメイク。シャシーメーカーは自由に選べます。
小学校6年生から一般成人までが参加できる、もっとも『激アツ』なレースなのですよ!
(ドライバーの体重が軽すぎる場合は、シート裏側に鉛のウェイトを取り付けます)
さて、海斗くん、最後尾15番グリッドからのスタート。
シャシーはトニーカートを使ってますね。
海斗くんパパの、キティちゃんパンツ、泣かせるなぁ~。
その手のひらを見て、ボクはハッとしました。
手が真っ黒なのです。
ボクはその手のひらに、なんだか感動してしまいました。
中村さんファミリーは、海斗くんがキッズの頃からレース参戦しています。
2017年の、全日本のジュニアカート選手権カデット部門では、年間ランキング全国4位という好成績を収めています。
その過程では、いろんな修羅場をくぐり抜けてきたであろうファミリーです。
その『専属メカニック』である、海斗くんパパは、もちろん経験豊富。
いつも手際良く、マシンの整備を進めていきます。
その海斗くんパパが、手の油汚れを拭き取る暇もないほど、懸命に整備して、海斗くんのクルマをグリッドに送り出したのです。
ボクは、なんか、グッときちゃいました。
さあ、レーススタート。
その模様は、動画をご覧くださいませ。
(2020 SL神戸シリーズ 第2戦 SSオープン 決勝)
レース結果は以下の通り。
女子レーサーの佐藤こころちゃんが優勝。おめでとうございます。
ボクは特に3位表彰台をゲットした松本琉輝斗くんの走りに心惹かれました。
佐藤さんも、松本くんも、昨年のカデットクラスから上がってきたばかり。
小さい体で、大きなSSクラスのシャシーを、よくコントロールしていましたね。
中村海斗くんは、最後尾から、ガンガン追い上げて、一台、又一台と前の車をオーバーテイク。
そしてトップ3台の三つ巴のバトル。
素晴らしい内容のレースでした。
いち観客の立場から言えば、最高に楽しいレースでした。
車検場に戻ってきた海斗くん、そしてパパ。みんなでカートをスタンドに乗っけます。
海斗くんは、体も大きくなって、車とのバランスが良さそうです。
とてもリラックスした感じのシートポジションで、ドライブしている姿が印象的でした。
またいいレースを見せてください。皆さん、お疲れ様でした!
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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いつも取材でお世話になっている中村海斗(かいと)くんに注目してみましょう。
写真、中央の男の子ですよ。
レース当日、ボクはお昼休みのころ、神戸スポーツサーキットに到着。
手前の建屋は車検場です。ここでレース終了ごとに車検が行われます。
サーキットに着いて、まずボクは、コントロールタワーの1階掲示板に向かいました。
レース結果が順次張り出されるのです。
午前中のタイムトライアル、および予選ヒートの結果は……。
まずはタイムトライアル。
おおっ、中村海斗くん、トップタイム!! さすが、やるね!
ボクは2017年から、中村海斗くんの走りを見てきています。
彼の速さ、そしてドライビングのスムースさ。その非凡な才能からすれば、
驚くことではありません。
(なお、54秒台のタイムから、ウェット路面であったことが分かります。ドライだと45秒ぐらいです)
予選ヒートは海斗くん、ポールポジションでスタート!
ところが、ここで……。
予選ヒートでの海斗くん『DNF』という結果。
「えっ、マジか!😰」
これにはびっくり。
『DNF』はDid Not Finishの略ですね。
レースの最後まで走れなかった、途中棄権した、という意味です。
『こりゃ、なんか、あったぞ!?』
ボクは急いで、テントに向かいました。
いつも取材でお世話になっている中村さん、横山さんファミリーのチームパドック。
「海斗くん、災難だったね、何があったの?!」
と声をかけると、赤い帽子の海斗くんママ。笑いながら、
『チェーン、外れたんです』とのこと。
わおっ(゚ω゚)😲
テント内では、海斗くんパパが、慌ただしく、作業中。
それでも、海斗くんママの、にこやかな笑顔で、深刻なトラブルではなさそうだ、と思いましたね。
前回ご紹介した、横山あきとくんの決勝レースに向けて、海斗くんもそばに付き添う余裕がありました。
下の写真、ヘルメットをつけたあきとくんの、向こう側が中村海斗くん。
さて、SSクラス決勝レースの時間となりました。
グリッドにカートが並びます。オフィシャルから説明。
ここで、カートレースを初めて見るという方のために。
カートのレースは、ドライバーの年齢や、エンジンの排気量などでクラス分けされています。
SSクラスは、エンジンはヤマハ空冷2サイクル100ccエンジンのワンメイク。
タイヤもワンメイク。シャシーメーカーは自由に選べます。
小学校6年生から一般成人までが参加できる、もっとも『激アツ』なレースなのですよ!
(ドライバーの体重が軽すぎる場合は、シート裏側に鉛のウェイトを取り付けます)
さて、海斗くん、最後尾15番グリッドからのスタート。
シャシーはトニーカートを使ってますね。
海斗くんパパの、キティちゃんパンツ、泣かせるなぁ~。
その手のひらを見て、ボクはハッとしました。
手が真っ黒なのです。
ボクはその手のひらに、なんだか感動してしまいました。
中村さんファミリーは、海斗くんがキッズの頃からレース参戦しています。
2017年の、全日本のジュニアカート選手権カデット部門では、年間ランキング全国4位という好成績を収めています。
その過程では、いろんな修羅場をくぐり抜けてきたであろうファミリーです。
その『専属メカニック』である、海斗くんパパは、もちろん経験豊富。
いつも手際良く、マシンの整備を進めていきます。
その海斗くんパパが、手の油汚れを拭き取る暇もないほど、懸命に整備して、海斗くんのクルマをグリッドに送り出したのです。
ボクは、なんか、グッときちゃいました。
さあ、レーススタート。
その模様は、動画をご覧くださいませ。
(2020 SL神戸シリーズ 第2戦 SSオープン 決勝)
レース結果は以下の通り。
女子レーサーの佐藤こころちゃんが優勝。おめでとうございます。
ボクは特に3位表彰台をゲットした松本琉輝斗くんの走りに心惹かれました。
佐藤さんも、松本くんも、昨年のカデットクラスから上がってきたばかり。
小さい体で、大きなSSクラスのシャシーを、よくコントロールしていましたね。
中村海斗くんは、最後尾から、ガンガン追い上げて、一台、又一台と前の車をオーバーテイク。
そしてトップ3台の三つ巴のバトル。
素晴らしい内容のレースでした。
いち観客の立場から言えば、最高に楽しいレースでした。
車検場に戻ってきた海斗くん、そしてパパ。みんなでカートをスタンドに乗っけます。
海斗くんは、体も大きくなって、車とのバランスが良さそうです。
とてもリラックスした感じのシートポジションで、ドライブしている姿が印象的でした。
またいいレースを見せてください。皆さん、お疲れ様でした!
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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