のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

定まらない・・・

2009年08月03日 23時50分36秒 | ぽつぽつぽつ
あっちをうろうろ。
こっちをうろうろ。

次ぎになにを読むかが定まらない。
「陽炎の辻3」13話に引き摺られて原作の「鯖雲ノ城」を読んで、「坂崎の嫁」で涙したけど、、(あ、これはTVは今度だなー)
その後が・・・・決まらない・・・・

で。
本屋さんをこういう時にうろうろすると危ないんだよね。
判ってたけど、やっっちゃった・・・

森見登美彦さん1冊
村上春樹先生2冊(文庫だよ)
そして、
京極夏彦さん1冊・・・・・

手にしちゃったよ。京極さん。(東北初人さんつながりが本当に????/笑))
今、あの厚い本を分冊にしても売っているのね。
ま、私は只今お財布のひもを締めてますから(何処が???)厚い方を選びましたが。

買ってきて、取りあえず京極さんをブックカバーかけたけど、
未だウロウロ・・・・・(本棚の前でね。)

磐音さんの「紅椿ノ谷」なんて引っ張り出して来ている私。


ああ、どうしよう。

「燃えよ剣」にしようかなあ・・・・・

・・・・・・・大混乱・・・・・・・・


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「きつねのはなし」

2009年08月02日 22時46分56秒 | ☆本☆
森見 登美彦 著 新潮文庫

久々の、初めて作家さん。
本当は「宵山万華鏡」を読んでみたいのだけれど、単行本・・・・・
今の私には許されない贅沢。
かといって、図書館は現在めいっぱい「旬」な作品なので、いつ手元に届くかわからない。

となったら、文庫本で、似たような作品を探してみるか、と手にとって見ました。

舞台は京都。4つの短編からなるお話。
どこかに共通点を持たせつつ、一つ一つが完全に独立した物語。
時系列もあいまい。結末もあいまい。

細い路地を曲がった先の、見えないけれど見えるもの。在るけれどないもの。
そんな、「あやしの世界」と「人の世」を重ね合わせた物語。
ところどころに背筋が寒くなるような、人の価値観からすると許せないような場面も現れるのだけれど、
気がつくとそのまま流されてしまう。
とっぷりと暮れた京の街を想像しつつ、読ませてもらいました。
こういう曖昧さ。
好きです。

この物語の中の京の都(と、呼びたくなりました。決して時代物ではないのだけれど。)は、
まだまだ様々な「もの」「とき」を隠すのに場所を与えてくれる町なんだろうな。。

この方の作品は、全部こういう雰囲気、というわけでもなさそうですね。
機会を作って他の本(文庫本限定だけど)も手に取ってみようかな。
久しぶりの新しい世界(笑)。

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『陽炎の辻3』 第13話

2009年08月01日 22時56分40秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「関前へ」

金兵衛さんに泣かされた。
おこんさんにほっとした。
霧ちゃん!!!

そして。
磐音さん・・・・・


久々に、落ち着いて観られた回。

金兵衛さんの二人を見送る場面と、
そして途中で祈る場面は、もう、涙なしで見られなくて。
子を思う親心。。。
ほんとうに、沁みる場面です。

屈託のないおこんさんの素直な笑顔は、ほんとうに美しい。
まっすぐに磐音さんをみる瞳もきれい。
二人連れ立って関前までの道を辿る姿を、
もっともっと観ていたかった。

予告で判っていた霧ちゃんのこっそり追いかけ道中。
やっぱり。
彼女は自分の「行く末」を決めかねていただけ?
先走って磐音様へのハートマーク??って思ってたのが、
先週ちょっと疑問符になっていたのだけれど。
今週は本当に、「自分の道」を探す彼女の姿を見られた気がする。
おてんと一緒に別れてしまったね。
でも・・・・でも・・・うん。

雑賀泰造さんは。
なんか、ここまで楽しめる状態になれるとは思ってなかった。
初登場の第1話は、も、拒否反応以外なかったもんなあ。
それが今では・・・・
雑賀泰造さんが出てくると、何故か笑える私・・・
しかもどんな表情を見せてくれるのか妙に楽しんでいたりして・・・(笑)
磐音VS雑賀泰造。
こういう結末になったのね。
磐音さんの斬鉄は、も、最高!
こう来たか!!と単純に殺陣(???アクションって言いたくなるよーな)シーンに夢中になれました。

・・余談・・このシーンに妙に「るろうに剣心-京都編-」の志々雄真実を思い出した私・・・/苦笑

それにしても。
待ってた甲斐がありました。
磐音さま!
ようやく言ってくれました。
おこんさんに
「母が何と言おうと、それがしとおこんさんは生涯一緒です」
原作でもねー。船の上で言いますよねー。
ここ、好きなんだ。
それを山本磐音さんに言ってほしかった。
これまでがあまりにも・・あまりにも・・・だったので。

ほんと、待ち続けた甲斐がありました~!
ちゃんと相手をみて言い切る。
たまにははっきり言い切ってあげないとね。
惚れ直しちゃいましたよ。
(ああ、うらやましい。中越おこんさん・・・/テヘヘ)

そして。
これはTVシリーズオリジナルな一場面。
霧子にも一言。
「身内だ」と。
「いつでも帰って来い」
と。。

ね。ね。霧ちゃんはやっぱり佐々木道場に帰ってきてほしいよね。
帰ってきて、磐音様とおこんさんの強い支えになって、で、利次郎さんと・・・
(あ、先走りすぎ?)

坂崎家に着いた後。
何だか、妙に緊張しましたよ。
照埜様がちょっと誤解を受けそうなくらいな描写でしょ?前回から。
嫁の立場としては、あれは怖い・・・・(いや、私が嫁ではないのだが~/爆)
懐剣を見つめるシーンは。
多分、きっとおこんさんへ、っていう気持ちも含めたまなざしだと思いたいんだけど。。。
表情厳しいなあ・・・・・
背筋がしぜんと延びちゃいます・・・・
(お母上様。どうかお許しください・・・・/ってだから私じゃないから!)

さて、
いよいよ親子&許婚の対面!!
さあ!!

ってとこで、、、


え?

・・・つづく・・・

ですか!!??

ここで切りますか!!!???


はぁ。
30分経ちましたか・・・・もう・・・・・
ったく、相変わらず・・・・・・・


泣いても笑っても、次回は「最終回」
最終回です・・・・
予告でまたまたびっくりしつつ、、、
(スタッフブログのあのシーンは、あーゆー場面なんですか!!!???)

ついに、
ついに最終回。。です、ね・・・・・

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夕暮れ時の広場。

2009年08月01日 09時39分10秒 | ことば*こころ
「バイバイ!」
と言って、友達がひとり、また1人と暗い道を家路に着く。
それをボクは見送る。

そんな上半期だった、と
ほぼ日・「本日のダーリン」でイトイさんが語ってる。
そして
最後の1人になってもボクは生きる。
とも。

そっか。
イトイさんは生きるんだ(フフ・・)。

なんだかふっと、いいな、と思った。
夕暮れ時。
みんな、いつかは家路につくのよね。
でも。
見送る私が知らない場所にいってしまうのではない。

家路につくんだ。
暗い道を、しずかにふんわりと。

そして私も、いつかその道を「バイバイ」っていって辿るんだね。
その先は、良く知っている場所。
そう、思うと。

すこしだけ、あったかい。



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