今回は当施設で働く男性職員に
話を聞いてみました
今年の4月で勤続7年目を迎える職員
以下、インタビューした内容です
【ゆきわり荘に入職して】
もともと大学で学んでいる時から
「知的障がい者の入所施設で働きたい。」
という希望がありました。
それは、大学3年生の時に行った
障がい者施設での実習がきっかけです。
そこの利用者の方と思うような
コミュニケーションを取ることができず、
自分の実践力の無さに愕然としました。
その経験を通していくら大学で学んでも、
現場でそれがどれほど通用するのか分からない。
そもそも知識だけを身につけて、
それで障がいを持っている方の事を
理解した気になってはいけないと思うようになりました。
知識ではなく実践力を身につける事、
そのためには直接障がいを持っている方と
密接に関わることが必要だと思ったことが大きな理由です。
また、地元を離れ一人暮らしをしたかったこともあり、
大学を卒業してすぐ、ゆきわり荘に入職しました。
入職直後は、日常業務と
利用者の方の名前を覚える事で
いっぱいになってしまいましたが、
しばらくすると自分自身にも余裕が生まれ、
利用者の方とコミュニケーションを取る時間も
持てるようになってきました。
皆さん私の事を歓迎して下さり、
とても温かい気持ちになった事を今でも覚えています。
しかし、中には私自身が上手く関わる事の
出来ない利用者の方もいらっしゃり、
その方との関わりには苦慮することもありました。
どのように声を掛けたらいいのか、
私の何がいけないのか、
また実習の繰り返しになるのではないのか等、
随分と悩みました。
そんなときに先輩職員や上司の方から
沢山のアドバイスや温かい言葉を掛けて頂きました。
「早く何とかしなければいけない。」と
焦っていた私に「焦らない事」
「時間を掛けて関係を少しずつ築いていくことの大切さ」を
教えて下さいました。
おかげで時間こそかかりましたが、
その利用者の方とも今ではしっかりと
関係を持つことが出来るようになりました。
その他にも様々な係りの仕事を任せて頂けるようになり、
利用者の方との関わり以外にも
仕事を通して様々な責任を果たすことの大切さ、
その係りの仕事が利用者の方の支援や
よりよい生活にどのようにつながっていくのか等を
学ぶことができました。
自ら選んだ福祉の道でしたが、
ゆきわり荘に入職できたことを
心から良かったと思っています。
もちろん私自身まだまだ力不足を
感じることは多々あります。
しかし、利用者の方と直接関わることができ、
その結果から次はどうすれば利用者の方には
より満足してもらえるだろうか、
別のやり方なら利用者の方にも
納得してもらえるのではないのだろうかと、
自分で考えて実践することができます。
そして、それが上手くいき利用者の方が
喜んでいる姿を見ることは最高の喜びです。
もちろん思うようにいかないこともありますが、
そうした成功や失敗を通して
「次はどうすればいいのだろうか。」と
考え続けることは、自分自身を
高めていくことに繋がると思います。
そして、自分だけの力ではどうしようもない時には
頼れる仲間や素晴らしい上司の方もいます。
これから先も自分を高め、
より利用者の皆さんに喜んでもらえるような
仕事をしていきたいと思っています。
以上、インタビュー内容でした
募集要項やよくある質問については
法人のホームページに公開しているので
是非ご覧ください。
社会福祉法人鶴翔会ホームページ
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