世の中には 偽物があふれていて
自分で判断しなければ お茶会で大恥をかきます
自分が使うだけなら 何でもいいのですけれど
お茶会に持ち出すときは 100パーセント本物でないと出せません
その見極めを 何処でするか
その人 それぞれですけれど
私は お店の信用 もし偽物を出したら 店がつぶれるぐらいの信用で
お商売をされているお店でないと とても 買えませんね
その代わり そういうお店は それなりのお値段で
とてもネットオークションのようなお値段ではありません
唯 最近は お道具やさんも大変で
ちゃんとしたお店も出品していらっしゃいます
そういうお店は それなりのお値段か もしくは在庫処分で
たまに お安いものも出ています
オークションも 見ていると 凄い勉強になります
買っている方が 気の毒になるときもありますけれど
まあ こればっかりは お勉強ですね
本物をたくさん見ることです
ネットで志野茶碗の卯花墻が出ていて
国宝で 三井記念館にありますけれど 笑
東博の茶の湯でも 出てましたね 見に行きました
《大名品》桃山~江戸初期 牟田洞窯 古志野茶碗 /遠州流八代家元 小堀宗中 目利き 書付 銘「卯花墻」
こういううたい文句で
写真も 商品の茶碗と 本物の卯花墻の掲載された本を出して
説明文は 本そのまま そして 下のほうに薄い字で
【備考】国宝 卯花墻の写しとされる逸品 参考資料 付属しない と
こわいですねえ~~~
話が それ過ぎましたけれど
先日 友達が 大宗匠の蓋置 買ったよ と 下げてきて見せてくれました
珍しい花押です
こちらが多いです
二つ同時に描かれるときは たまに1枚目の花押を書かれるときがあるそうです
もちろん これは 本物
正玄の箱
本物の箱の字を ちゃんと見ておかないと
筆の流れ 跳ね 勢い
偽物は やはり どこか違います
こんなの買ったよ と たまに下げてこられますので
見せてもらって 写真写して 勉強させてもらってます
元は 旦那さんの友達ですけれど
お互い 道具大好きで
旦那曰く 病気だと お道具病気 ・・・ まあ そうかもしれませんね
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