ゆうかの戯言

日々の何気ないことや、思うことなどを書いていこうと思います。

龍は眠る

2006-08-24 09:35:07 | 
超能力を持った少年が、雑誌記者と出会うことから始まる物語。

宮部みゆきの本を読むのは実は初めてです。
2人の超能力少年(1人は青年かな)が出てくるってだけで、図書館で借りてきたのですが、本が分厚くて二段に文字が書いてあってこれは長そう。
途中で嫌になっちゃうかもと思って読み始めたんだけど、読んでいくうちにどんどん続きが気になって4時間ほどで読み終わってしまいました。
私は本を読むのは好きなんだけど、著者の書き方や言葉の感じで、全然読めない本とかが多々あるのですが、この作品は文章も堅苦しくなく読みやすくて良かったです。他の宮部作品もこんなに読みやすいんだろうか・・・?
超能力少年達が悩んだり苦しんだりしている描写や、超能力を信じる・信じないの狭間で揺れる雑誌記者の心情などにどんどん引き込まれていきます。
読み終わったあとはなんだかちょっとしんみりしちゃいました。


ぼくのメジャースプーン

2006-08-10 13:53:15 | 
「ぼくのメジャースプーン」著者:辻村 深月

大好きなお友達、ふみちゃんの為に特別な力を持つ小学四年生の「ぼく」がその力で犯人に罰を与えようと考えるというお話。

ちょっと前に読んだ本なんだけど、すごく印象に残っていて面白かった本。
なにげに、主人公が少年だっていうので借りてきたんですが(オイ)、読みやすい文章でサクサクあっという間に読んじゃいました。
「Aという条件をクリアできなければ、Bという結果が起こる」という言葉で相手の行動を縛る、主人公「ぼく」の「条件ゲーム提示能力」という特別な力が、言葉遊びのような感じで読んでいてとても面白かった。
罪や罰についてもちょっと考えさせられる本でした。

やっぱりねぇ・・・

2006-07-26 16:36:56 | 
「ハウルの動く城」の原作、「魔法使いハウルと火の悪魔」を読みました。
前から原作を読んでみたいと思っていて、
やっと図書館で借りることが出来ました。
どうせ原作とアニメとは違うんだろうなぁ・・・と、
期待して読んだりはしなかったんだけど、
読み終わるとかなり違うよ。
ネタばれだけど、サリマンなんて性別違うし、
マイケルは立派な青年だった。
ソフィーもアニメだとぱっとしないけど、
原作じゃ美人3姉妹の長女だからね。
アニメと原作どっちが面白いかと聞かれると、
なんともいえませんが、別物と割り切ったほうがいいと思う。
原作は続きが読みたいなぁ・・・
いっしょに借りてくれば良かった。

ジブリの次回作「ゲド戦記」もきっと、かなり原作と違うんだろうなぁ・・・
まあ、私はゲドの声が菅原文太ってだけで、見たいと思ってますがねw

ドミノ

2005-11-20 13:39:24 | 
恩田陸の「ドミノ」を読みました。
内容は、真夏の東京駅で、2つの紙袋が偶然入れ違ってしまうというのが始まりで、だんだんそれが大事件へと膨れあがっていくという作品。
「ドミノ」というタイトルどうり、次々にバタバタと二七人と一匹の登場人物が、絶妙なタイミングで絡み合っていて、先へ先へとあっという間に読んでしまえる本でした。読み出したらとまりません。
まさに、「スピード感溢れるパニックコメディの大傑作」と銘打ってあるだけありました。


最近読んだもの

2005-10-13 14:12:31 | 
図書館が近いって言うのはほんとにありがたいです。

シフト/うえお久光
ネバーランド/恩田陸
焦痕/藤沢周
ロミオとロミオは永遠に/恩田陸

読んだ順番は違いますが、順位をつけるならこの順番。
一番おすすめが「シフト」です。
眠ると異世界へと意識が飛んでいって、その世界でも生活をしているっていうお話。
異世界へ行くことを作中では「シフトする」といってます。
私は、ネットのRPGの世界に入っていくって感じに似ているのではないかと思っているんですけどね。

他には、
「声に出して読みたい日本語」、「らく、やせ。」
なんていうのも読みました。

ハリー・ポッタとアズガバンの囚人

2005-08-09 21:03:26 | 
映画版見ました。
私のお気に入りのシリウス・ブラックと、
ルーピン先生をチェックするぞって息巻いて見たんですが、
シリウスはほぼイメージどうりで、
やつれた感じとか良かったです。
日本語吹き替えで見たので、声はちょっと変でした。
狂人じみた声はオリジナルの方がイメージ通りだった。
ルーピン先生はもっとボロボロでぼさぼさ頭なのかと思っていたのに、
普通だったよ。髭なんて生えてるし、金髪だし。紳士だった。
もうちょっと苦労した感が出てたら良かったのになぁ。
小説を先に読んでいたので、大分違っていて物足りなかった。
同じ内容を2時間弱に収めるのは、
大変なのねって素直に思うよ。
初めて見る人は映画→小説の順番がいいかもね。

されど罪人は竜と踊る

2005-08-04 14:41:40 | 
森羅万象を統べる究極の力、咒力。
それを自在に操る咒式士二人組。(ブックカバーから抜粋)
ひねくれ者ガユスと、非常識極まりない美貌の狂戦士ギギナが主人公のこの作品。
物語はガユスの一人称で語られてます。
以前から気になっていたので、一冊だけ読んでみたんだけど、
お互いにけなし合ってるところが面白いです。
きれいな日本語じゃない、言葉遊びな感じがまた良い。
でも、咒式の説明が化学式のようなので、
ちょっと説明くさくてちょっと読みにくかったりするけど。
あと、かなり描写がエグかったりするので、
好き嫌いは分かれるだろうな・・・。
わたしは、平気だけど。
シリーズは7まで出てるらしいので、
続きも読みたくなっちゃったよ。

ハリポタ

2005-07-23 19:37:02 | 
読み終わったよ~。
映画を見たときに(秘密の部屋までしか見てないけど・・・)、
原作を読みたいと思っていたんだけど、なかなか機会がなかったんですが、引っ越して近くの図書館によく行くようになったので、予約をしたりしながら読んでみたわけですよ。
読み出したら止まらないです。おもしろいの。
世間一般様が騒いだりしてたのがわかる気がします。
不死鳥~ではスネイプ先生の過去なんかもちらほらしてたり、
悲しいことがあったりして面白かったし、
早く続きが出ないかな・・・
私はハリポタの中でルーピン先生とシリウスが気に入ってます。
今度、映画のアズガバンの囚人を借りてきてチェックしなければね。

最近読んだ本

2005-07-18 23:42:28 | 
二週間ほど前から読み始めたルナル・サーガ(友野詳著)を今日やっと読み終わった。
内容は短くいうと双子の兄妹のファンタジーな冒険小説かな?
文章はロードス島戦記(灰色の魔女だけ読んだ)より読みやすかったです。
もとはと言えば、私が買った小説ではなく、
うにが買って放置していた本の中から適当に選んで、
暇つぶしにこれでも読むか・・・みたいな軽い気持ちで読み始めたんのです。
4巻までだったんで、1・2・3・4と読んで終わりかなぁと思ったら、まだ続いてるじゃありませんか。
そうするともう性格上続きが気になっちゃってしかたないので、
古本屋で見つけて買ってきてしまいました(土曜日に)。
6巻でおわったんだけど、最後まで双子の謎は明かされないまま。しかも、第1部完だって。なんだか読み終わったのに消化不良なかんじ。
またまた続きが気になります。
第2部は発売されているのかわかんないので、検索でもかけてみようかな・・・。