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△久瀬 滝谷遡行、滝谷左岸尾根下降

2021-07-10 18:07:16 | 沢登り
山行日:2021年7月10日(土)

山行者:単独です。

天気:曇り一時晴れ

CT:駐車地8:27…林道入口8:30…滝谷入渓8:56…尾根10:15…

△久瀬10:26(小休憩)…鉄塔11:01…滝谷再入渓11:17…10m?滝上11:46…

駐車地12:22



揖斐川右岸に流れ込む滝”滝谷”へ行ってきた。

車は滝谷出合近くの膨らみに駐車。

滝谷橋からは5m程の滝がすぐ見える。




どうやって越えていくんだろうと思ったら左岸からあっさり通過。

その先に10m?滝、落ち口を導水管が通ったり右岸側にハシゴが掛けられていたりと見た目はよくない。


両側切り立っていて梯子(導水管管理用?)を登っていくのがベターのようだが…。

ほぼ垂直に10m程登り、フィックスロープが落ち口に導いている。

ハシゴもフィックスも危なげな感じがして躊躇してしまった。

地形図を見るとこの滝の上流へと導く林道があるようでそれで巻くことにする。

林道を使ってサクッと巻いたが、巻いた部分が気になる。

滝谷というだけあってスゴイ滝があるのではないか。

下降で巻いた部分に行ってみることにした。

巻いた先は残念ながら荒れて石がゴロゴロの谷。


滝なんて全くなく、高度だけが詰め上がっていく。


400で水が切れ後は枯れ沢を登っていくのみ。

源頭は草木の幼木密集地で臭い臭い藪漕ぎ。

滑りやすい急斜面を登り切って尾根に出た。


尾根は先週もんりさんが歩いたところ。

とても歩きやすい、所によっては明瞭な踏み跡あり。

広い植林された台地を少し通り過ぎやや下がったところに△久瀬の三角点。


ここから北側は広葉樹林で気持ちよさそうだ。

下降は滝谷左岸尾根を鉄塔が建っている辺りまで歩く。

植林帯でハッキリした踏み跡が続く。

鉄塔を通り過ぎたら谷へ下降する尾根に乗り、最後は獣道辿り再び入渓、

谷を下降する。

最初は倒木が目立ち歩きにくい。

谷が狭まってきたらいよいよかという感じでドキドキする。

2,3m程の小滝が出てきて心躍るが導水管が谷の中に現れ、その先には…。

(10m?滝落ち口。導水管が無残。)

最初に見た10m?滝でした。

ハシゴが見える位置まではいけませんでしたがフィックスロープが見えました。

少し戻ったところから滝を巻き下りるためルンゼ?を50mロープで下降。

下まで届かず、最後はズルズル急斜面を7,8m程モンキークライムしながら谷に降り立ちました。

滝谷…名前に騙されました。

まさか入渓して直ぐのあの滝が由来とは…OTZ

その先に小滝がいくつか出てきてくれれば救われたものの、

まさか尾根に這い上がるまで荒れた谷を歩くことになるとは!