夢七雑録

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半世紀前の旅の写真(1)

2011-10-20 19:14:01 | 古いアルバムめくり
 オリンパス・ペンで撮ったカラー・スライドのうち、今回は、旅で撮った風景を取り上げ、その一部を公開する。当時は新幹線もなく、遠距離は夜行列車が当たり前、飛行機を利用する事も無かった時代である。旅行する機会も今ほど無かったが、旅に出かける時は大抵オリンパス・ペンを携行していた。オリンパス・ペンでカラー・スライドを撮り始めたのは1962年になってからだが、その後、カラーフィルムの価格が下がってハーフサイズのメリットが薄れたことと、一眼レフのニコマートFTを購入したこともあって、1965年頃を境にオリンパス・ペンの出番は無くなっていった。それ以来、オリンパス・ペンは、半世紀近くもタンスの隅に眠っていたことになる。

 旅先で撮った写真のうち、今回、取り上げるのは上信越の写真である。最初は軽井沢から志賀高原に出た旅の写真である。撮影年は1962年。上から順に、鬼押出の写真が2点、万座温泉の写真が2点、志賀高原の写真が2点である。






 次は信州の旅の写真で、上から順に、松本市郊外の入山辺の風景、松本城と松本の市街地、戸倉上山田の夕景である。




 次は佐渡の旅の写真である。上から順に、新潟港、佐渡島近く、七浦、尖閣湾、金鉱跡、相川、根本寺である。







 佐渡では観光バスを利用したが、その時にもらったソノシートが今も残っている。当時は道が狭く、バスも軒先ぎりぎりを慎重に通っていたが、広い道に出た途端、運転手が民謡を歌いだしたのにはびっくりした。それも、なかなかの美声だったのである。



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