夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

たかが『キャベツ』されど『キャベツ』、高齢者2年生の私、心身共に最良の愛食となり・・。

2011-08-11 11:33:53 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
昨年の秋の健康診断で糖尿病と明示されて以来、
食事の内容はもとより、ウォーキング、散策をしたりして、大幅に改善されている。

何よりも、この時節にビール、冷酒は昨年の秋まで45年ぐらい夜のひととき愛してきたが、
冠婚葬祭、懇親会、国内旅行など以外は、原則として自宅で呑むのは、月に一度ぐらいとなっている。

この間、最寄の内科に3週間毎に定期健診を受けているが、
ここ4ヶ月は悪玉コレステロールは基準値の90%、これ以外はすべて優等生となって、
改善努力の成果となっている。

昨今は、冷蔵庫の中にビールがあること、
台所の片隅に日本酒の一升瓶、四合瓶も忘れてしまったりしている・・。
かって呑み放題の生活をしてきた私は、平素の夕食に煎茶、冷茶でもまったく違和感が感じることなく、
8ヶ月過ぎ、私は微苦笑している・・。


思い馳せれば、昨年の秋に『糖尿病』と診断され、私は青ざめて、
昼食代わりにリンゴ、柿を食べて、晩酌もやめて、ウォーキングを盛んにした結果、
たった3か月で、6キロばかり減量となり、糖尿病の対象外となった。

ここ4か月の夕食の時、大皿にキャベツを中心の前菜としている。
通常の肉類の主食の前に、小さめのキャベツを四分の一ぐらい千切りし、
その脇にセロリ、トマト、ニンジン、キュウリを大皿に盛り合わせて、家内がしてくれる。
婦女子の野菜の盛り合わせの量からは、少なくとも5人前ぐらいかしら、と私は思いながら毎晩頂いている・・。

私は野菜のひとつのレタスに関しては、中学生の時に映画の『エデンの東』を観て、
おしゃれな野菜と思いながら、30代の前半まで愛食していた。
しかし私の幼年期は農家の児として育ち、もとよりキャベツの生育を見たりしてきたが、
レタスはなかった為か、
その後はキャベツの方が遥かに美味しいと感じて、回帰してしまった。


昨夜も盛大なキャベツ中心の野菜を私は、ほうばるように頂いていたが、
『貴方・・毎晩・・食べてあきない?』
と私は家内から言われたりした。

『遠い昔・・森繁久弥さんが、胃腸の薬のキャベジンの宣伝に出ていたでしょう・・
あの錠剤の薬より・・こうして新鮮なキャベツを盛大に食べると・・
遥かに胃にも腸にも良いよ・・』
と私は笑いながら、家内に言ったりした。

このように私は言ったりしていたが、
何かしらキャベツを食べると、口の中、喉、食道、胃、腸にも浄化され、
何よりも美味しいのである。
その上、衰えた身体も水みずしくなり、うるおいを感じ、心まで良いのである。

このように私は、キャベツの千切りを毎晩頂き、
この世に心身共々、このような美味しい野菜があったかしら、と微笑んでいる。


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