夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには黄色いリボン状の『マンサク』の花に、78歳の私は魅了を深めて・・。

2023-02-27 00:04:10 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
 





この2月の時節、自宅の周辺のコース、
或いは市内にある都立の『神代植物公園』のコースは、
歩き回ったりしている。

或いは、
たまには変わったコースも認知症の予防には大切・・、
と学んできたので、京王沿線にある『百草園』を訪れたり、
或いは最寄り駅のひとつの成城学園前の郊外にある都立の『砧公園』を訪れたりしてきた。

こうして心を思い馳せると、多彩な色合いの『ウメ』、
そして地表から早春の訪れを告げる『フクジュソウ』、
或いは早春の寒いうちに「まず咲く」と称せられている『マンサク』、
それぞれの花を脳裏から舞い降りてきた・・。



『ウメ』に関しては、私は農家の児として、幼年期に育ったので、
生家にも数多くあったりした。



小学一年生の頃、祖父の知人宅に下校の時に寄ったりして、
桜の花より梅の花が好きです、と祖父の知人に言ったりして、
変わった児だよねぇ、と後日に祖父に伝えられたりした。

我が家の小庭でも、白梅が2本、紅梅が1本であるが、
それなりに早春の時節を知らせてくれる。



『フクジュソウ』は、祖父と父が所有していた田んぼ、畑のあぜ道など、
見かけていたが、やがて祖父も父も私が小学低学年で病死した為、
やがて農業は維持管理できなくなり、
『フクジュソウ』は、少年期の思い出の花となったりしている。



そして青年期からの私は、公園など『フクジュソウ』を見かけると、
ふるさとの花のひとつになっている。



『マンサク』は、青年期に偶然に見かけて、魅了されてきたが、
特に年金生活を始めてから、寒い時節に早春の到来を告げる
黄色いリボン状の『マンサク』の花に、
寒さの中で力強く咲き始めますので、あなたも元気で過ごしなさいょ・・
激励されるように感じたりした・・。



そして体力も衰えを深めている私は、自身を鼓舞して、
今年も改めて意欲を新たに過ごそう・・と感じたりしてきた。



早春の多彩な花・・ぼんやりと眺めながら、
ときにはこのようなことも、学んだりしている。
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